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フォーラム レポート
『グローバル・スタイル・ディレクション:2011年春夏から先を見据えて』
講師:ジュリー・ハリス(WGSNアジア・パシフィック・マネジング・ディレクター)


photo_ジュリー・ハリス(WGSNアジア・パシフィック・マネジング・ディレクター)
 21日14時からのフォーラムは、WGSNアジア・パシフィックマネージングディレクター ジュリー・ハリス氏を講師に招き、2011年春夏以降のトレンドについて語っていただきました。ハリス氏は、2011年春夏のキーワードとして「タイムライン(時間の経過)」「フェア&スクエア(本質への回帰)」「センサリー(体感する)」の3つを挙げました。

 タイムラインは、商品やアイデアを過去から持ち出し、現代的なフィルターや先端テクノロジーを重ね合わせて、新しいモノを作り上げるというコンセプトです。テーラードは歴史を感じさせるシャープなデザイン。カジュアルウエアはリラックスしたレイヤードスタイルです。モダンとクラシックのコンビネーションがポイントになります。フェア&スクエアのデザインはモダン、ピュア、温かみが鍵を握ります。田舎暮らしならではの美を、都市空間に持ち込むカジュアル。クリーンなカットのテーラリングに夏のスポーツウエアの感覚をプラスします。センサリーは精神的にも身体的にも新しい体験を提供するというコンセプトです。メンズ、レディースともすっきりした盛夏のスポーツウエアに方向性があり、カジュアルウエアにはニューヒッピーのムードも。触り心地や躍動感のある色彩とプリントが重要と指摘されました。

 2011年秋冬については、相反する2つの要素が魅力になるシーズンと予測。グラマー&素材を活かす(未加工)の下に、玉虫色の効果、ニュースキン、力と運動、ダスト、自由なカタチ、セラミック2の6つのテーマを説明されました。



『ヒットランキングから読み解く、時代の気分』
講師:赤間 りか(繊研新聞社 記者 トレンド面担当デスク)


photo_赤間 りか(繊研新聞社 記者 トレンド面担当デスク)
 21日16時からは、繊研新聞社トレンド面担当デスクの赤間りか氏を講師に、「ヒットランキングから読み解く、時代の気分」をテーマにしたフォーラムが開かれました。

 自身が担当してきたヒット商品ランキングの2006年からの紙面を資料に、過去から現在に至るまでのヒット商品の変遷と消費者の意識変化を今後の動向に結び付け、ワンピースに代表される楽ちんアイテムの継続、求められるプラスアルファの要素などを具体的に解説。また現状の閉塞感を払拭するためには楽ちんとは対極にある、頑張らないと着られないパワーを持ったアパレル、消費者が自分を磨きたくなるアパレルの重要性についても言及。消費者のニーズに合わせて同質化に流されるのではなく、こだわりあるモノづくりで、消費者のセンスを磨く、育てる意識で取り組まないとファッションビジネスは減少するとの警鐘を鳴らしました。


『中国ファッションマーケットと新富裕層について』
講師:島田浩司(事業開発研究所株式会社 代表取締役社長)


photo_島田浩司(事業開発研究所株式会社 代表取締役社長)

 22日11時のフォーラムは、事業開発研究所の島田浩司社長をお招きして、中国の富裕層の規模、富裕層の好み、実際の中国市場におけるブランディング例などについてお話いただきました。

 中国には1000万元(約1億3000万円)以上の投資ができる人が30万人(マッキンゼー&カンパニー調べ)います。世帯年収25万元以上の世帯は2008年で160万戸、15年には400万戸に拡大するという予測(同)もあります。また、贅沢品市場の予測では、16年には若年層で264億ドル、中高年層で180億元市場が誕生する(マスターカード調べ)という見方もあり、中国市場への関心は高まるばかりです。

 そうした富裕層でも最近は外資企業につとめるホワイトカラーが増え、女性社長のような富裕層も拡大しています。同じ富裕層でも、上海はオペラや外国映画と好み、北京はアウトドアスポーツが趣味の人が多いようです。ブランディングでは、ブランドを大きな看板で見せ、積極的なプロモーションを行う例を紹介。ファッションビルのチャネル1、上海時代広場のショップ構成なども説明しました。「中国はすでに、ちょっとやってみる市場ではない。本気で取り組まないと勝てない市場に変化している」というコメントが印象的でした。


『世界を牽引する中国消費市場の実態』
講師:浅香 哲男(日中投資創研株式会社 代表取締役社長)


photo_浅香 哲男(日中投資創研株式会社 代表取締役社長)

 22日14時から日中投資創研の浅香哲男社長に中国市場の実像、中国市場に取り組む姿勢について講演していただきました。

 浅香社長は、中国に進出している繊維企業は約4500社あり、最近では貿易、小売業が増えていると報告。その中国のアパレル製品の生産は年間500億枚を超え、世界消費のほぼ半分の量を占めます。昨年の中国小売総額は12.5兆元(170兆円)で、うちアパレル製品は1.3兆元(15兆円)です。今年は総額で15兆元を超え、アパレル製品でも1.5兆元(20兆円)規模になると予想し、日本の倍以上のアパレル市場に拡大する見通しです。

 そうした中国進出に取り組むには「郷に入れば、郷を知るべし」とアドバイス。日本人は「技・工・貿」と技術重視で、立派な工場を建てるが、販売は商社・問屋に依存しがちです。中国は「貿・工・技」と優先順位が逆で、それで成功する企業が多いと指摘されました。モノ作りでも自家工場にこだわらず、優秀な協力メーカーを使う時代になってきたとし、日本人だけでやるのではなく、良き中国のパートナーとの出会いが成功の鍵を握ると述べました。


『お金をかけずに「理念」「ブランド」を全社で伝える「ICT戦略」 〜Twitter×YouTube×ブログ×メルマガでネットコミを〜』
講師:久米 信行(久米繊維工業株式会社 代表取締役社長)


photo_講師:久米 信行(久米繊維工業株式会社 代表取締役社長)

 23日のフォーラムは、久米繊維工業(株) 代表取締役社長の久米信行氏を招き、タイトルのようにツィッターやブログ、メルマガなどを駆使すれば、ほとんどゼロに近いコストで“広報・宣伝”できることを、自らの経験を交えて提唱しました。同社は「日本で創りえるTシャツを世界へ、未来の子供たちへ」を理念に、新たなTシャツビジネスを掘り起こして注目されている企業です。

 まず、ブランド化するために久米氏は「限定性、ストーリー、こだわり、IT活用の4つが鉄即となる」とし、そのうえでクラウド(インターネット)を積極的に活用することで、「企業の理念やブランドはいっきに広がるはず」と述べました。

 その理由として同氏は「ネットは弱者を強者に変えるツールである」と言い、導入コストもランニングコストも格安で、最新にして最良のサービスが使え、標準化され、誰とでも繋がれるクラウドは「中小企業には欠かせない」と提言しました。

 その糸口としてツィッターの利用を勧める同氏は、「公私問わず誰かに何かに出会ったらツィッターで1日数回、そして今日のベスト、今週のベストニュースはブログで数日に1回、さらに重要顧客や重要なニュースはYou Tubeで月に1回」といったぐあいに使い分ければ、情報伝達の精度は確実に高まる、と伝授しました。


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