会場の受付を入って、右手すぐのところに設けられているのが、今回新たな試みとなるクリエーターズ・ヴィレッジ・コーナーです。JFW-JCに来場するアパレルや小売の方たちとの新たなビジネス発展を目指し、JFW-IFFにも出展
する新進ブランド16社が出展しています。バッグや帽子、革小物、アクセサリーからアパレル染色、カットソー×ニットのOEMなど、素材と技法にこだわった個性的なブランドが集結しました。
またカフェ・コーナーには、フランスドッグやチョコマフィン、ゆずティーやキャラメルカプチーノなどのメニューが目を引くカフェも併設しています。
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レ・ザック
主にイタリアから製品輸入を行っていた企業のため、イタリアンテイストのバッグをメインに、ベルト、財布、サンダルなどを製作。シンプルだがエッジの効いたデザインと、仕上げ・加工の異なる爬虫類、エイ革など多彩な皮革も特徴。小ロットOEMにも対応している。 |
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菱屋
博多織や西陣織といった日本の伝統素材を取り入れた「花緒サンダル」やバッグを製作している。素材によっては様々なバリエーションに発展させることができる。OEM対応も可能で、生地ベースで展開することができるので、アパレルとバッグ、サンダルなどのコーディネートも可能。 |
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JUNO RII
エンブロイダリー・レースやリバーレースなどと布帛を用いた大振りなアクセサリーを作るブランド。ネックレスやヘッドドレスといったアイテムが中心となっている。クラシカルでエレガントな雰囲気。秋冬用ではファーパールの組み合わせなどもある。 |
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MINERVA
デザイン、パターンはもちろん素材まで全てがメイド・イン・ジャパンの帽子。日本人の頭に合うデザイン・仕様を考え抜いているため、大量生産品とは違い、軽く・柔らかくフィットするのが特徴。現在は百貨店やセレクトショップへの製品卸を行っている。 |
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CLIO.G
70年代イタリアのヴィンテージやデッドストックの生地を用いたバッグブランド。デザイナー自らがアンティークショップやマーケットを回り、集めたこだわり素材が使用されている。生地に特徴があるため、バッグ自体のデザインはシンプルたが、モダンかつ温もりを感じさせる。 |
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三竹産業
母体となっているのは浅草で70年以上続く革工場。生皮の開発からバッグ、ベルト、財布といった最終製品まで全てを自社で仕上げている。現在約7割がOEMだが、3割のオリジナルでは、使い込むほどに味が出る革らしい革を生かしたデザインが特徴になっている。原皮自体全て日本製。 |
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かさね
シルバーと七宝焼きを組み合わせたアクセサリー・ブランド。花など自然をモチーフとしたものが多いが、中にはカメラモチーフなどもあり、かわいらしさとユニークさを併せ持っているのが特徴。美大卒業後、長年アクセサリー会社に勤めた後、独立したデザイナーが原型から仕上げまでをこなしている。 |
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SWIS
もともとはアパレルとバッグや帽子、ストールなどのインポーターで、ドイツ、ベルギー、デンマークなどヨーロッパを拠点に活動。今シーズン、オリジナルのボトムブランド「Voler dans le ciel」を立ち上げた。アメリカンワーク&ヨーロピアンテーラードミックスをコンセプトに、素材ディテール共にヴィンテージ調を忠実に復刻しているのが特徴。 |
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ニードルワークプロダクション
デニム素材を中心に、ジーンズと異素材の組み見合わせで、和のイメージのある商品を提案。日本の伝統的な素材や技法を用いて、個性的なオリジナル商品を作っている。アイテムはジーンズ、Tシャツ、ベルト、革小物など。畳柄などユニーク。現在はセレクトショップとの取引が主。 |
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Naoshi Sawayanagi
現役学生とデザイナーの二足のわらじ。島精機の行ったホールガーメント・プレゼンテーションでの製品採用とコンテストの受賞がデビューのきっかけともなった。製品はネオナチュラルをコンセプトにデニムのクラッシュ加工などでその雰囲気を表現している。産地を回るようになり、日本素材の凄さに感動。以来素材とシルエットにはこだわりを持つ。 |
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タカ・インターナショナル
手作業を主体としたバッグ。シーズン毎にデザインイメージは異なるが、クラフト的で使い勝手が良いことが特徴。展示されている製品は全てOEM対応可。素材は布帛、合皮、レザーなどあり、価格に合わせて作りこんでいくことができる。 |
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ナインヒルズ
メンズアパレル。ブランド名はgarden TOKYO。デザイナーはもともと裏原のショップ出身で、日本特有のストリートカルチャーを取り入れインスパイアしたスタイルが特徴になっている。トウキョウにこだわり、日本にこだわるため、素材はすべてメイド・イン・ジャパン。OEMではレディスにも対応している。 |
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FANCYWORKS
クラフト感のあるトーションレースを主体にした小物、ストール、付け衿、バッグ、帽子などを製作。基布も自然色のようなリネンやコットン、ウール100%などの天然素材を用いてナチュラルな雰囲気。デザインでは異素材や様々な異なるレースを組み合わせたレースのコラージュが特徴。ヨーロッパやアメリカから仕入れたレースの販売も行っている。 |
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バニラ
ブランドは「Slow Clothes’」。時間をかけて丁寧に施される刺繍やアップリケ、染め、プリントなど、手仕事ならではの味わいの深さと、今の空気感を併せ持つスタイルを追求している。現在はインドを生産拠点にしているため、素材も現地で調達することが多い。アナログ感が面白い。 |
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ル・セルクル
ニット、カット・ソーの企画から生産までを行う。自社ブランドは「JUNKO KITO」と「Le Cercle」で、「Le Cercle」ブランドがOEM対応となっている。生地を作るという表現にこだわり、カット・ソーとニット、異素材のコンビネーションが特徴になっている。 |
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マドンナ
沖縄の伝統的な紅型染めを、デザインに合わせ、浸染、紅型、抜染など色々な手法を用いて表現している。もともとが沖縄の染色・卸業のため、伝統的な紅型の資料もあり、常時50柄ほどのストックもある。オリジナル・アパレルの他、小物や雑貨などへの製品染めにも対応している。 |