日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)主催の「Premium Textile Japan (PTJ)2019Spring/Summer」が5月9日~10日の会期を終えて無事閉幕いたしました。今回、ミラノ・ウニカ(MU)のエルコレ・ボット・ポアーラ会長が会場を視察されました。また、「Textile Workshop~日本の素材を学ぼう!~」も開かれました。
2月の「The Japan Observatory at Milano Unica 2019SS」には日本企業が34社・団体(460平方m)が出展しました。イタリアやフランスのラグジュアリーブランドなど多くのバイヤーが来場しました。ボット・ポアーラ会長は「日本の出展はMUにとって重要なポジションにある。ハイレベルで、新しい素材を作るクリエーション力に優れるからだ。加工も多様。日本が出展することでMUはより完成されたものになる」とコメントされました。
7月10日からは「The Japan Observatory at Milano Unica 2019AW」が始まります。MUが9月展から7月展に早期化されたことについては、「出展者、来場者の双方にいい結果が出ている。紳士だけでなく、婦人素材メーカーにも。世界の展示会は苦戦しており、ファッション・ウィークも短くなっている。展示会は同じことをしていてはいけない。来場者が新しい体験ができるような企画も現在検討している。今後も実験的なトライ&エラーを繰り返しながら、リスクをとってでも新しい試みに挑戦していく」と語りました。
「Milano Unica(MU) 2019AW」が7月10日~12日まで、イタリアのミラノ市内のロー・フィエラ・ミラノで開催されます。この展示会にJFW、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する「The Japan Observatory at Milano Unica 2019AW」が27社・団体(432平方m)の規模で出展します。