2014年9月、Milano Unica(MU)において初めて開催された「The Japan Observatory 」at MUは予想を大きく超える多くの来場者と、密度の高い商談を多数持つ事が出来ました。この事は日本の繊維・ファッション業界において、非常に大きなニュースとなり、多くのメディアが非常にポジティブな出来事と捉えられています。
JFWでは前回に続き「The Japan Observatory 」at MU 2016SSを開催します。日本のテキスタイルと服飾資材は、ハイテクとローテクの両極端の魅力により支えられています。片や、合繊メーカーによるハイテクに依拠した原糸の開発力、片や、歴史に裏付けされた知識と技が創り出す「匠」の技の存在。
更に、その両者を組み合わせた複合素材の数々。日本人が持つ“細やかな感性や文化に根差した美意識”は造ったモノに反映されます。ここMilanoにおいて、日本の選りすぐり企業を纏まった形でイタリアを始めとする世界のバイヤーに披露出来る事は、大変、素晴らしい機会であり、また嬉しく思います。