JFW-JC2014で展示発表された“FORM PRESENTATION”に参加した学生グループによる報告会が2013年12月18日、東京・渋谷の文化ファッションインキュベーションセンターで開かれました。8グループの学生、教員、協力企業、協賛団体関係者、マスコミ関係者などの45名が参加しました。
9月のポートフォリオ審査を通過した8グループは、尾州産地での研修を経て、今年のテーマ「ウールの進化2—ドラマティック・ビズ」に向けて作品を制作し、11月に開催されたJFW-JC2014で展示発表しました。この日は、コンセプトの立案から服地の選定、加工、作品制作にいたるプロセスを報告。ふだん学校ではデザインを決めてから服地を選ぶことが多いだけに、ウールという素材に絞って制作する手法に「服地とデザインのマッチングにとまどった」「思い通りの染色に時間がかかった」という苦心談も。それでも「素晴らしい素材が使えたことに感謝しています」とのコメントが相次ぎました。
報告会の後、JFW-JCの会場に訪れた業界関係者による審査の発表が行われ、最優秀賞のエスモードジャポン東京校(山口詞子さん、野田麻由奈さん、佐藤美菜さん)、優秀賞の文化ファッション大学院大学(山本彩乃さん、ヴェセロヴァ・ヴィクトリアさん)には賞状とトロフィー、ニッケ賞の織田ファッション専門学校(御園生真樹さん)にはトロフィーが贈られました。 |