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出展者専用
   
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~Asia市場開拓~ Intertextile Shanghai Apparel Fabrics Japan Pavilion

【企業紹介】


  朝日ファスナー株式会社 ~「WALDES」訴求~

 

朝日ファスナーは「中国市場でも“WALDES”のブランドが知られてきた。どこで買えるかといった問い合わせもある。今回、中国市場を開拓するため、初出展することにした」。「大量生産で低価格のジッパーは志向しない。今回はWALDESに絞って訴求したい」と意気込みます。

WALDESは1930~1950年代のジッパーをリアルに復刻したビンテージジッパー。ジッパーの中でも一番古い製法でエレメント(務歯)素材のアルミ、丹銅、洋白といった非鉄金属を使用。プレス形成されたエレメントは重厚感があり、メッキを施していないため、素材の経年変化が楽しめるという。こだわりはジッパーのテープ部にも見受けられ、綿糸を昔ながらの力織機で製造しています。銅の配合などにもノウハウがあり、中国のビンテージファンの獲得を目指します。


 

photo_朝日ファスナー株式会社





  株式会社日東ボタン ~エコ商材をアピール~

 

日東ボタンはこれまでインターテキスタイル上海に、現地支店が中国の地元企業が集まるエリアで出品していました。「日本市場はパイの伸びが期待できない。海外市場の開拓が不可欠。中国は世界の縫製産地であり、期待している」と話していました。中国企業エリアに比べ、ジャパン・パビリオンの方が「中国企業へのアピール力が強い。客層も異なり、効率的な商談ができる」と参加しました。

ボタンはプラスチック製ですが、同社はさとうきびの搾りかす(バガス)を30%混ぜた「BGスコッチ30」を提案。また、パルプが30%入ったプラスチック樹脂を使った「スコッチバイオ30」も出品します。

「エコなボタン。欧州ではエコの意識が高い。欧州ほどではないが、日本でもエコは浸透してきており、これから広がるのでは。中国でもエコなボタンへの関心は高いと思う」。価格は通常品と同じに抑えています。


 

photo_株式会社日東ボタン





  増井株式会社 ~現地にパートナー~

 

「昨年11月に、中国・広州の企業と代理店契約を結んだ」と増井。相手はダウン用の糸や生地を製造する会社ですが、高級品を手掛けるため、増井の中国での代理店となりました。3月のインターテキスタイル上海では、同代理店がブース出展しましたが、「客層は中国品を求める顧客が多く、価格面で合わなかった。このため、今回のインテキ上海では当社がジャパン・パビリオンに初出展することになった」という経緯です。

photo_増井株式会社

増井はレーヨン長繊維を中心にした生地を得意とします。今回は化合繊中心の生地提案ですが、和歌山(綿)、北陸(ポリエステル、レーヨン)で作ったカットソーも出品します。価格は1m=800~1500円の商品です。

「中国市場は協業できるパートナーが重要と考える。現地で取り組む相手がいるので、やりやすい」と、商談に期待しています。





  株式会社近藤紡績所 ~製品で見せる~

 

「全て製品でお見せしたい」と、近藤紡績所。中国・青島には、青島藤華紡織、青島近藤紡時装、青島彩美印花と自社工場があります。編み立て、染色、プリント、縫製ができ、製品での提案ができるのが強みです。

「これまで青島の展覧会に出た経験はあるが、インターテキスタイル上海に単独出展するのは初めて。中国企業や欧州企業に見てもらい、どういう反応か確かめたい」とういう目的です。「せっかくいい商品を作っても、日本の衣料市場が苦戦しているため、国内ではなかなか商談に結びつきにくい」と、海外バイヤーに期待しています。

今回は綿の中番手を中心に、プレーンな生地でも高品質なものを製品化します。青島の事業所の紹介とともに、日本企画・中国生産の提案を行い、製品での納入にも対応します。


 

photo_株式会社近藤紡績所





  高島織物工業協同組合 ~「高島ちぢみ」を紹介~

 

高島織物工業協同組合は、滋賀県高島地域の織物産業に従事する機業が属する組合組織です。名産の「高島ちぢみ」は、江戸時代の天明年間(1781~89年)に、農家が冬場の副業として始めたのが最初。緯糸に強い撚りをかけて、布の表面にシボというしわを作りました。肌に触れる面積が小さく、夏に合うさらっとした着心地となり、パジャマや肌着に使用されています。最近はファッション分野でも使われています。このため、「地域団体商標」としても認定されています。

「日本国内だけでなく、海外にも活路を拓きたい。これまで大きな展示会に出る機会がなかったが、今回は高島晒協業組合を中心に、機業5社が出展」します。クレープ、楊柳といった生地のほか、プリントや染めを施したものなど約200点を出品。現地での販売には「日本の商社の協力を得ることも検討」しています。会場では産地の生産工程をモニターで流すといったことも予定しています。





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