パリの服地展が相次ぎ開催「JFW JAPAN CREATION」第163号(2009/09/18)
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■■ 「JFW JAPAN CREATION」 第163号(2009/09/18)
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■■■■ http://www.japancreation.com/
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こんにちは!!
本日は、16日と23日の2週分の合併号としてお送りします。
今月はヨーロッパ各地で服地展示会が開催されています。さっそく、パリで
開催された服地展のレポートをお送りします。
■INDEX
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[1]パリの服地展が相次ぎ開催
[2]JFWニュース:JFW推進機構の記者会見
[3]企業紹介:豊島(株)、丹南ファッション振興会
[4]グリーン&グリーン〜アパレルリサイクル率が5割になる!?
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■Index[1]:パリの服地展が相次ぎ開催
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テックスワールド(TW)が14日から17日まで、プルミエール・ヴィジョン(PV)
が15日から18日までパリで開催されました。
PVには31カ国から、682社が出展し、うち日本企業は27社でした。TWの出展者
は29カ国から763社で、中国や台湾を筆頭にアジアからの出展が多いのが特徴で
す。最も多い中国は278社に上りました。日本からは9社・団体でした。
PVは今回、会場レイアウトを変更。出展者の優れたテキスタイルを表彰する
PVアワードを創設したり、エコ素材とメンズの出展者に焦点を当てて紹介する
資料を作ったりと、大きくテコ入れしています。
カラーではマットとブライトの2タイプの黒が提案され、注目色の一つです。
素材では、バルキータイプの提案が久々に増加したのが大きな特徴です。複合
などで、軽量・ソフトに進化しています。
つづき
http://www.japancreation.com/news/report/#paris_090917
■Index[2]:JFWニュース:JFW推進機構の記者会見
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馬場理事長と貝原運営委員長が語る現状と今後
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)が9日に開いた記者会
見で馬場彰理事長は、同機構の現況と今後の活動について次のように語りまし
た。
「ファッションは景気に左右されない文化ですが、今回のリセッションでは
大きな波をかぶりました。それだけにJFWは“元気”をアピールすべきであり、
活動内容もB to Bだけでなく、B to Cにも広げ、ファッションに関連する幅広
い催しの受け皿としての基盤が整ってきました。これまでもJFWの活動は、さま
ざまな形でインパクトを与え、そのことが今回の参加申し込みの増加につなが
っています。日本のファッションを世界にアピールしていくJFWの活動を今後も
大切に育てていく所存です」
また、JFWジャパン・クリエーション運営委員会の貝原良治委員長は、10月
7日から9日まで開催される「JFWジャパン・クリエーション2010A/W」について
次のように述べました。
「このところの景気低迷によって(繊維ファッション業界における)モノづ
くりにも大きな打撃を与えています。そうしたなか10月開催の2010A/W展では、
皆様のご尽力によって昨年を上回る出展件数となりました。日本のファッショ
ンを素材でサポートするJFW-JCは意義のある見本市だと自負しています。今後
もアパレル並びに小売店にしっかりアピールしていける内容に心がけてまいり
ます」
http://www.japancreation.com/news/report/#jfwjc_press_090917
◆第9回「東京発 日本ファッション・ウィーク」Japan Fashion Week in Tokyo
2009年10月19日(月)〜25日(日)
◇東京コレクション・ウィーク
41コレクション・インスタレーション/51メゾン/54ブランド
◇JFWデザイナー合同展示会
8メゾン/8ブランド
◇東京ミッドタウンを中心に、スペシャルイベント、街との連携/東京ミッド
タウン、関連イベント、連動イベント等の各種イベントが開催。
◆新人デザイナーファッション大賞
「若手ファッションデザイナー発掘・育成プロジェクト」今回は、「デザイ
ナーとしての自立に向けた実践力の強化」をテーマに2009新人デザイナーフ
ァッション大賞最終審査会のほか、新しく合同ファッションショーの開催や
ワークショップの実施など、より一層、事業を充実・発展。
最終審査会・シンポジウム:2009年10月24日(土)
◆THE 2nd SHINMAI Creator's Project
ファッションスクールやファッションジャーナリストから推薦を受け、創作
活動を開始し10年以内の国内外の有能な若手デザイナーに対し、日本のファ
ッション市場に参入する足掛かりを与えることが目的。
第2回目の今回は、世界11カ国37ブランドの応募があり、その中から4ブラン
ドが選出されました。
選出された4ブランドのデザイナーは、今回もJFW-JC2010A/W会場に素材調達
に来場する予定。
JFWホームページ
http://www.jfw.jp/
■Index[3]:企業紹介:豊島(株)、丹南ファッション振興会
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【豊島株式会社】
『“orgabits”で多彩なオーガニックコットンを提案』
JFW-JC2010A/Wでは、「エンジョイ・オーガニックコットン」をテーマに、
オーガニックコットンを通してファッションと地球環境の両立を提案していき
ます。当社では3年前からオーガニックコットンの“orgabits”(オーガビッツ)
を展開しています。これは「オーガニック」と「ビッツ」(少し)を合成した
言葉で、小川が集まり本流となってやがて大海に注ぎ込むように、始まりは少
し(bits)ずつでも、結集すれば地球を変える大きな力となる、という意味です。
今回の出展では、「スポーツゾーン」と「ファッションゾーン」「デイリー
ゾーン」のカテゴリーに整理し、スポーツゾーンではイタリアのサッカー・ブ
ランド“ERREA”(エレア)と、ファッションゾーンではデニム・ブランドの
“CANTON”と、またデイリーゾーンでは人気キャラクターのピーターラビット
とのコラボレーションによって製品化し、さまざまなシーンでオーガニックコ
ットンの魅力を提案します。
http://www.japancreation.com/news/corp/#toyoshima_090917
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【丹南ファッション振興会】
『バラエティーに富んだテキスタイル』
合繊産地として知られる福井県において丹南地域は、絹やベルベット、ニッ
ト、レース、リボンなど多種多様なファッション素材を製造する繊維企業の集
積地です。当振興会には136社が参加し、JFW-JC2010A/Wには15社が出展します。
越前和紙に織物を漉き込んだ複合素材や、高格細織度生糸を使用したもの、羽
二重のスカーフ、濡れ横手法による絹織物、軽量化したカバン地、ポリエステ
ル/綿の交織など、さまざまな“丹南製品”を紹介します。
http://www.japancreation.com/news/corp/#tannan_fashion_090917
■Index[4]:グリーン&グリーン〜アパレルリサイクル率が5割になる!?
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先日、東京と大阪で「リサイクルの新しい動きが始まった」と題するセミナ
ーが開かれました。中小企業基盤整備機構が主催したもので、東京会場に行く
と空席を捜すのに苦労するほどの盛況ぶり。これは繊維ファッション業界でも、
まちがいなく環境に寄せる関心が高くなっていることを裏付ける光景といえま
す。
セミナーは3本立てで、最初が「繊維3Rの現状と企業の対応状況」(ファイ
バーリサイクル推進協会・木田豊理事長)で、次いで「イオンリテールが推し
進める環境ブランド」(イオンSELF+SERVICE事業部・横山徹部長)、そして
「綿からバイオエタノール精製の可能性について」(日本環境設計・岩元美智
彦社長)という内容でした。
いまから7、8年前、日本アパレル産業協会が「アパレルリサイクル検討委員
会」を設置した頃は、「何で消費者の手に渡った商品の廃棄まで、業界が考え
なければならないんだ…」といった議論が交わされましたが、今日では不用品
の下取りサービスが珍しくないほどに、時代はまちがいなく環境重視に向かっ
ています。
しかし、年間100トン以上にのぼる家庭から排出される“アパレル・ゴミ”の
リサイクル率は遅々として上がらず、やっと20%の大台が見えてきた、というの
が現状です。不用品をどう生き返らせるか、この開発にかかってくるわけです
が、同機構がまとめた「繊維製品リサイクルの現状調査報告書」では、資源回
収などの排出方法を改善し、さらに新用途開発や古着市場を活性化すれば、最
終的にゴミとして処分される量は半減する、と予測しています。
詳しくは下記のホームページに掲載されている「繊維製品リサイクルの現状
調査報告書」を参照してください。
(http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/info/pub/index.html)
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http://www.japancreation.com/news/green/
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