JFW JAPAN Fashion Week TOKYO

「JFW JAPAN CREATION」 第159号

デザイナーコラボレーション「JFW JAPAN CREATION」第159号(2009/08/19)
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■■       「JFW JAPAN CREATION」 第159号(2009/08/19)
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こんにちは!!
  JFW-JC2010AWのデザイナーコラボレーションプログラムの参加デザイナー・
企業が決まりました!

 

■INDEX
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[1]JFW-JCデザイナーコラボレーションプログラム
[2]企業紹介:笹田織物株式会社、株式会社林与
[3]展示会情報:「エコレザーセミナー」、「柴屋(株)2010Spring&Summer」
[4]グリーン&グリーン〜リサイクル品の“セルシューマー”が60%
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■Index[1]:JFW-JCデザイナーコラボレーションプログラム
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  繊維・ファッション業界の「創・匠・商」の連携推進を図るJFWコラボレーシ
ョンプログラム。日本テキスタイルの強みのひとつである『染色・後加工表現』
をテーマに、JFW-JCのテキスタイルや染色後加工メーカーと、JFW東京コレクシ
ョン・ウィーク/合同展示会への参加デザイナーやJFW人材育成事業「新人デザ
イナーファション大賞」の支援デザイナー他、アパレルによるクリエイティブな
コラボレーション製品を発表します。

 今回で3回目となるこのプログラムには、12ブランドのデザイナー・アパレル
と29社の素材企業が参加します。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.japancreation.com/collabo/

 

■Index[2]:企業紹介:笹田織物株式会社、株式会社林与
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【笹田織物株式会社】
  代表取締役社長 笹田 昌孝 氏

『耐炎素材と葛根スカーフの2本柱で出展』

 壁紙やふすま紙が売上げの9割を占める、インテリア素材を中心に生産してい
る奈良の機屋です。奈良は、防虫網、かや、布巾など農業素材を生産する産地
ですが、葛の産地としても有名で、当社では葛根繊維の小幅生地など、独自性
を追求した生地作りにも取り組んでいます。現在最も力を入れているのが、合
繊の新素材としてアクリルを炭化させた耐炎繊維で、何パターンかの試作の只
中です。用途としてはキッチン回りでの消火用などが考えられますが、JFW-JC
で様々な用途を見出してくれるビジネスパートナーと出会えることを楽しみに
しています。

http://www.japancreation.com/news/corp/#sasada_orimono_090818

 

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【株式会社林与】
  代表取締役 林 与志雄 氏

『年間使える麻素材』

 林与は10月のJFW-JCで、1年を通して使える麻織物を提案します。「ジーンズ
のイメージで開発しました。リネン25番手使いの高密度織物で、柔らかく仕上
げ、洗い晒した感じです。家庭洗濯できます」と、林与志雄社長。
  もう一つの柱商品が超細番手のハンカチです。アイリッシュリネンの140番か
ら150番手で織り上げる。他社でも白生地では同様の商品が生産されているため、
同社は先染めやジャカード、プリントなど柄物を開発して特徴を出します。3年
間で約100種類の商品を開発する計画です。

 JFW-JCの産/産連携事業にも参加。「秋冬シーズンに使用できるリネンの加工
に本格的に取り組みたい」考え。「幸いなことに天然繊維志向の追い風で、麻
は注目素材ですから」と、林社長は意欲を燃やしています。
  同社は前回のJFW-JCに出展して以来、「いまだに新規バイヤーから問い合わ
せがあります」。多忙で6月までは見本反に着手できませんでした。同社は麻だ
けでなくカシミヤ100%織物やリネン・ウール混なども生産しており、これら秋
冬向けのマフラーの生産と並行して、先月から見本反開発に本格的に取り組ん
でいます。

http://www.japancreation.com/news/corp/#hayashiyo_090818

 

■Index[3]:展示会情「エコレザーセミナー」、「柴屋(株)2010Spring&Summer」
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【TOKYO LEATHER 東京製革業産地振興協議会】
  東京都素材開発支援事業21年度第2回セミナー

「日本エコレザー認定制度について」
9月3日(木) 14時〜 会場:都立皮革技術センター

 このたび東京都および東京製革業産地振興協議会では、東京の地場産業であ
る「皮革産業」の活性化を促すために、セミナーを実施することといたしまし
た。

演題:日本エコレザー認定制度について
講師:今井哲夫氏 社団法人日本皮革産業連合会 業務第二部長
    (元東京都立皮革技術センター所長)

セミナー詳細&お申し込み
http://www.japancreation.com/news/event/#tokyo_leather_090818

 

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【柴屋株式会社 2010 SPRING & SUMMER TEXTILE EXHIBITION】

 素材は、綿が中心で中肉クラスの差別化テキスタイルを展開しております。
現状、メンズを主力としていますが今季は麻素材・薄地等レディース分野も積
極的に展開していく予定です。

日時:2009年9月1日(火)〜3日(木)
会場:アッセンブリーホール
    東京都渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル

お問い合わせ先
柴屋(株) 
担当:川名 一貴 
Tel:03-5785-3151
http://www.shibaya.co.jp/

http://www.japancreation.com/news/event/#shibaya_090818

 

■Index[4]:グリーン&グリーン〜リサイクル品の“セルシューマー”が60%
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  それがエコによるものなのか、ファッション性によるものなのかは分かりま
せんが、若い世代に古着派が増えているのは確かなようです。「古着派」とい
うより新品と古着を、ボーダレスの価値観で使い分ける、といったほうが正確
かもしれません。そのぐらい古着を身に着ける若者が増えています。

 そのことを裏づけているのが、岡山県で行なった「リサイクルショップ(古
着屋)に関する調査」です。これは「タウン情報おかやま」のメール会員450人
を対象にしたもので、それによると58%の人が「リサイクルショップでの購入
経験がある」と回答しています。
  なかでも注目されるのが年齢別の回答で、10代と20代の購入経験者は他の世
代を圧倒し、10代では90%以上、20代でもその数は7割に達しており、30代以上
が40%台ですから、この世代の古着購入率は突出しています。ちなみに全世代
における購入経験は、男性の49%に対して女性は60%でした。

 ところで、この調査では購入経験だけでなく、リサイクルショップに売った
ことがあるかどうかも質問していますが、「売り買いの経験あり」と答えたの
は31%で、ここでは世代格差は見当たりませんでしたが、今後の意向を聞くと
「売りたいし買いたい」が57%に跳ね上がり、ここでは20〜30代とともに40代
が60%を占めました。

 やや古い調査になりますが、経済企画庁(現内閣府)が2000年に行なった
「リサイクルショップの利用に関する意識調査」でも「リサイクル衣料として
売ってみたいか」の問いに6割の人が「売ってみたい」と答えています。そこで
興味深いのは“販売価格”で、この調査によると「ただでもいい」は16%でし
かなく、「購入価格の1割くらい」が24%、「同3割くらい」が32%、「同7割く
らい」が16%となっていました。

 アパレル・リサイクル品の“セルシューマー(販売する消費者)”が6割、
これが古着市場の拡大を予兆するデータとなるのかどうか…。

 

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