JFW JAPAN Fashion Week TOKYO

「JFW JAPAN CREATION」 第152号

2010S/S展アンケート報告「JFW JAPAN CREATION」第152号(2009/06/24)
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■■       「JFW JAPAN CREATION」 第152号(2009/06/24)
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こんにちは!!
  4月に開催したJFW-JC2010S/S展のアンケート結果がまとまりましたので、報
告いたします。

 

■INDEX
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[1]レポート:JFW-JC2010S/S展のアンケート報告
[2]グリーン&グリーン〜ちょっと心配な発癌性のアパレル
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■Index[1]:レポート:JFW-JC2010S/S展のアンケート報告
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  JFW-JCでは、2010S/S展について、来場者及び出展各社を対象にアンケート
調査を実施しました。ようやくその集計が出ましたので、来場者の意見等を中
心に主だったものを報告させていただきます。
 

◆来場者の業種別分類ではアパレルメーカー、企画会社の合計が73%と最も多
いものの、百貨店、量販店、専門店の合計(11%)が、これまで多数を占めた
商社、生地卸商の合計(6%)を上回っています。アパレルメーカーと小売企
業の増加は今回の特徴の一つともなっています。
  取り扱い品目ではレディスが39%、メンズ20%、アクセサリー11%、キッズ
8%、スポーツ、インナー、インテリア、ユニフォームと続きます。数字から
も分かるようにメンズとアクセサリーが目立ちます。これとともに、「ボタン
やレースなどの付属」「合皮・付属関連」「裏地を含む付属の企業」「ファス
ナー、金具等のアクセサリーパーツやワッペン、刺繍」など、副資材・服飾資
材メーカーの出展増加を望む声も多く寄せられました。また「日本を代表する
帝人、クラレといった一次メーカーの出展」「過去に出展していない地方の中
小企業」の出展を望む声もあがっています。

◆プロモーションゾーン、ビジネステキスタイルゾーン区分への意見も多く寄
せられました。総じて来場者からは意図や意味が曖昧だとする意見が多かった
ようですが、出展者サイドがなぜビジネステキスタイルゾーンを必要としてい
るかには「小さい企業なので2〜3組しか対応できない」「じっくり見てもらえ
る」などの理由があげられています。会場内のゾーン区分に関しては上記以外
にも素材、コンバーター、紡績、メーカー、アクセサリー、フェアトレード、
ECOなど様々なカテゴリー名があがっています。今後は来場者、出展者双方の意
見を考慮し対応していくことが重要と考えています。

◆興味を持たれたブース・・・

続き
http://www.japancreation.com/news/report/#enquete_result_090624

 

■Index[2]:グリーン&グリーン〜ちょっと心配な発癌性のアパレル
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  「広東省、使用禁止の発癌性の染料を含んだ衣料品を検出」…こんな見出し
の記事がホームページに掲載されていました。これを伝えたのは福井県香港事
務所で、「深セン特区報」が4月30日付で報じたところによると、広東省品質
技術監督局が広州、仏山、深セン、東莞、中山の5都市の企業80社が生産する
女性用アパレル製品の品質検査をしたところ、一部に使用が禁止されている
“アゾ染料”が含まれていた、というのです。

http://www.fukui-kaigai.jp/hk/report/honyaku/senni/2009/index.htm

 この検査では女性用アパレル製品80ロットが対象となり、このうち合格した
のは47ロットで、合格率は59%だったそうです。詳しい検査内容は明らかであ
りませんが、ここで不合格となった製品の中には、中国でも使用が禁止されて
いるアゾ染料を用いたものがあり、それが冒頭の見出しになりました。

 「アゾ染料」とは聞き慣れない言葉ですが、じつはアパレルだけでなく、印
刷や化粧品、医療、食品など、数多くの分野に用いられており、その種類は3000
にのぼり、化学染料の半分近くを占めるそうです。このうち“芳香族アミン”
(特定アミン種)を生成するアゾ染料に発癌性があるとされ、1994年にドイツ
で20種類の発ガン性アミンを生成するアゾ染料の使用が禁止されたのをはじめ、
現在では多くの国が生産を禁止したり、規制したりしています。

 そうした中での検査結果だけに、中国製のアパレルが大半を占める日本とし
ては、他人事ではありません。先の深セン特区報では『アゾ染料を使用してい
る衣料品は、外観だけでは識別できないが、一般的に色が鮮やかな衣料品に使
用されている可能性が高く、専門家は服を購入する際は、有名ブランドの商品
で、できれば淡い色の服を選ぶのが好ましいと呼び掛けている』と報じていま
すが、この説だけで納得する日本人は少ないはず。ヨーロッパでは、基準を設
けて合格した製品にマークを付ける動きがあるようですが、日本の対応が気に
なるところです。

◇◇◇
http://www.japancreation.com/news/green/

 

■お詫びと訂正
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6月17日配信メールマガジン151号の『jc(ジェシー)のちょっとイッ服』の文
中にて、間違いがありました。正しくは「藤原伊織著『テロリストのパラソル』
は、江戸川乱歩賞と直木賞のダブル受賞」です。

訂正して、お詫び申し上げます。

 

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