JFW JAPAN Fashion Week TOKYO

「JFW JAPAN CREATION」 第146号

来場バイヤーの声(2)「JFW JAPAN CREATION」第146号(2009/05/13)
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■■       「JFW JAPAN CREATION」 第146号(2009/05/13)
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こんにちは!!
今回はJFW-JC2010SSの会場で行なったバイヤーアンケートから、バイヤーに好
印象を与えるポイントをご紹介いたします。

 

■INDEX
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[1]バイヤーに好印象を与えるポイント
[2]グリーン&グリーン〜急拡大するオーガニック・コットン製品への認識
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■Index[1]:バイヤーに好印象を与えるポイント
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大切な展示方法や接客態度
  (JFW-JC2010SSバイヤーアンケートから)

 展示会の期間中、来場者に興味を持った理由をアンケートで伺いました。

 新しい加工や素材を見つけられたというのが最も多い評価の理由ですが、
「小回りが利く」「単価まで出ているので分かりやすい」「ブースにいたスタ
ッフが親しみやすい」など、プレゼンテーション能力や小ロット短納期対応な
どの対応力が評価のポイントとなっています。

 「“ウリ”が分かりやすい」「探している機能を持っていた」「世界観が素
敵」「商品陳列の見易さ」「カラーの出し方が良かった」など、展示方法が大
きなカギを握ります。あるバイヤーは、「開発商品を山のように詰めて置いて
いるブースがある。気持ちは分かるが、それでは歩いていて、どんな素材があ
るのか分からず、逆効果だ。商品を絞り込んで判りやすい展示にしてほしい」
と述べていました。

 「今後の取引きに対して前向きに接してくれた」「具体的な説明がある」
「説明があり、対応が非常に丁寧」「新作について、取り組み姿勢が見えてよ
い」など、ブースでの接客態度も重要な評価ポイントです。また、「安く買え
そう」というコメントもあり、価格についても分かりやすい表示など、訴求法
に工夫することが求められています。

 

■Index[2]:グリーン&グリーン〜急拡大するオーガニック・コットン製品への認識
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  先に開かれたJFW-JC2010SSでも話題になったように、「エコ」に対する世の
中の関心は年を追うごとに高くなっています。なかでもオーガニック・コット
ン製品は驚くほどのピッチで市場を広げています。0rganic Exchange Marketplace
Report2007によると、2001年に日本円で270億円だった市場規模が05年に640億
円に拡大し、さらに07年になると2160億円に増加しています。さらに同レポー
トによれば2010年には7500億円くらいの規模になる、と予測され、この数字が
達成されると、10年間で約30倍という伸び率になります。

 とはいえ、オーガニック・コットン製品の全繊維に占める比率は小さく、仮
に日本が世界の10%を占めるとしても、その市場規模は07年時点で200億円強に
しかなりません。それでいながら生活者のオーガニック・コットンに寄せる関
心は高く、大手シンクタンクの調べによると、日本人の6割がオーガニック・
コットン製品を認知していて、4人に1人がオーガニック・コットン製品の購入
経験がある、のだそうです。そして、この調査で注目されるのが、今後の購入
マインドで、じつに53%の人が「購入したい」と回答しています。

 購入経験に関しては女性のほうが多く、30代を除くと各世代で30%を越えて
います。ちなみ男性のほうを見ると、最も高いのが20〜30代の世代(22%)で、
その他の世代は20%にいたっていないのが実情です。ところが、今後の購入に
対する意識では、男女とも世代間の差異が見られず、男女とも2人に1人が「購
入したい」とこたえています。

 また、オーガニック・コットン製品に対するイメージでは「環境に優しい」
が6割前後を占め、次いで多いのが「安心して身に付けられる」や「肌に優し
い」などで、「栽培農家の健康被害が削減できる」は26%でした。

 この調査では、あわせて業界専門家へのヒアリングも行なっていますが、
「肌に優しい、アトピーが治るという宣伝は確かではない」という意見ととも
に、「(オーガニック・コットン製品は)地球に優しいという訴求が世界の常
識」という見解が示されました。

 ある専門家は「地球環境とともに、オーガニック・コットン製品は栽培農家
の健康被害を減らす、というフェアトレードを促進させる効果があります」と
話しています。

 

◇◇◇
http://www.japancreation.com/news/green/

 

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