JFW JAPAN Fashion Week TOKYO

「JFW JAPAN CREATION」 第102号

グリーン&グリーン「JFW JAPAN CREATION」第102号(2008/05/28)

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■■       「JFW JAPAN CREATION」 第102号 (2008/05/28)
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こんにちは!!
JFW-JCでは、これまでにも何度もエコをテーマに取り上げて企業や素材
を紹介しましたが、今度は様々な切り口からエコについてご紹介します。
 


■INDEX
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[1]グリーン&グリーン〜ファッションとエコ
[2]展覧会開催のご案内
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■Index[1]:グリーン&グリーン
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グリーン&グリーン

ファッションとエコ

 JFW−JCで確実に増えているのが「エコ」にちなんだブースです。環境
に配慮した製品の数々で、オーガニック繊維をはじめ生分解性繊維、リサイク
ル繊維・・・などなど、ファッションにとってもエコへの対応が大切になって
きました。
 洞爺湖サミットを控えていることもあって、ことしはCO2の削減がマスコミを
にぎわしていますが、そもそも繊維業界でエコへの対応が始まったのはゴミの
削減でした。ゴミの処理能力が逼迫するなかで、循環型社会への移行が叫ばれ、
3R(リデュース=発生抑制、リユース=再利用、リサイクル=循環)の取り
組みが、あらゆる産業でスタートしました。ちなみに現在でも家庭から排出さ
れる繊維ゴミは年間100万トンを越え、その3R率は10%台といわれます。

 そして、その次に浮上したのがLOHASでした。このLifestyles Of Health And
Sustainability(健康と持続可能性のライフスタイル)は、アメリカの心理学
者と社会学者が開発したマーケティング・コンセプトで、この広がりもエコへ
の関心を高める要素となりました。そこにCO2削減が加わり、いわば“複合型環
境対応”というのが現在の状況です。
 そうしたなか、欧米のファッション・ジャーナリストから「日本ではファッ
ションとしての環境保全が叫ばれていない」という指摘があります。欧米、と
りわけアメリカでは「グリーン・ファッション」が大きな反響を呼んでいるの
に、日本でこうした動きが鈍いのはどうしてか、というのです。

 そうしたアメリカでの状況を報告しているのが「NY Green Fashion」という
ブログ(http://www.nygreenfashion.com/html/news/20080214.html)です。
ここではトピックスにはじまりファッション、小売、フード、生活など、さま
ざまなエコへの取り組みが紹介されており、ブログの主宰者は次のように記し
ています。
「環境を守るためにファッションを諦める必要はないと思うのです」
「環境問題がニューヨークのみならず世界中のファッショニスタに多大なる影
響を与え、環境に気を配らないことはクールではなくなり、おしゃれな人ほど
環境を気にするようになりました」
「ハイエンドデザイナーがこぞってグリーン・ファッションを提案し始めたこ
とで、地球と共存できるハイファッションが実現するようになったのです」
「ニューヨークでは、エコだけどクールなファッション・ライフスタイルが定
着しつつあります」

ファッションは社会の写し絵といわれますが、人々の満足欲求が「エコ」や
「グリーン」に向かい、こうした動きが一過性の流行でないことは確かなようです。

■Index[2]:展覧会開催のご紹介
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現在一般公開で開催されている、ファッションに係わる展覧会をご紹介します。


◆江戸東京博物館開館15周年記念企画 「熱き心展—寛斎元気主義」
 デビュー以来、ひたむきに日本の美学を追及し、世界屈指の表現者として、
妥協のない創造に挑んできた山本寛斎。世界各国の美術館に収蔵される彼の作
品が一堂に会する展覧会です。
・江戸東京博物館 4月15日(火)〜7月6日(日)まで。
一般600円、学生480円(団体割引あり・20人以上)
9:30〜5:30土曜日のみ7:30まで、月曜休館
http://www.kansai-inc.co.jp/atsuki/

◆日仏交流150周年記念「フランス・モード—18世紀から現代まで—」
 文化学園のコレクションの中から、フランスで製作・着用された18世紀中頃
から20世紀の衣装、ファッション・プレート、雑誌を展示。
・文化学園服飾博物館で開催中です。6月14日(土)まで。一般500円。
http://www.bunka.ac.jp/museum/hakubutsu.htm

◆春の企画展「わたしの服・ぼくの服—和と洋のはざまで」
 明治から昭和中頃にかけて着用・製作された子供服を展示。
・十条の東京家政大学博物館で6月9日(月)まで。日曜休館。無料。
問合せ03・3961・2918
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/index.html

◆「バウハウス・デッサウ展」
 ドイツ・デッサウ市のバウハウス・デッサウ財団所蔵コレクションから、日
本初公開を含む260点の椅子やランプといった、バウハウスを代表するプロダク
トと資材を展示。
・上野の東京芸術大学大学美術館で7月21日(月)まで。一般1400円
問合せ03・5777・8600
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2008/bauhaus/bauhaus_ja.htm


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