JAPAN CREATION Trade Fair of Total Fabrics and TextileGoods [繊維総合見本市]

「JAPAN CREATION」 特集号−Part4

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■■       「JAPAN CREATION」 特集号−Part4(2006/12/08)
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こんにちは!
JC2007A/Wが盛況のうちに閉幕となりました。
ご来場、ご出展下さいました皆さま、ありがとうございました。
今日は、JCフォーラムとファッションショーのご紹介、この3日間の総括を
ご報告します。

JCニュースはこちらから。
http://www.japancreation.com/2007aw/jcnews/index.html

ブログはこちらから。
http://www.japancreation.com/blog/

 

■INDEX
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[1]フ出展企業ジョイントコレクション
[2]JCフォーラム「誰でも出来るファッション・マーケティングの実践」
[3]更なる改革と充実を目指して
[4]来場者数
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■Index[1]:出展企業ジョイントコレクション
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注目素材を大胆な発想で作品に

「出展企業ジョイントコレクション」が8日、イベントスペースで開催されま
した。刺繍やレース、箔プリント、ベロアなど出展企業が提供した注目素材を
使って、文化服装学院の学生が大胆な発想で作品を発表しました。
テキスタイルを提供した出展企業はオガワテキスタイル、狭山ホームワーキン
グ、妙中パイル織物、敦賀繊維、丸安毛糸、山崎ビロード。

http://www.japancreation.com/blog/2006/12/post_25.html

 

■Index[2]:JCフォーラム
「誰でも出来るファッション・マーケティングの実践」
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【講師】株式会社エスシーネットワーク 島田浩司氏

中国ビジネスコンサルティングを手がける株式会社エスシーネットワーク東京
支社長の島田浩司氏による分かりやすいファッションマーケテンィグ講座。

マーケティングとは、「企業が消費者にブランド・商品・サービス・情報をい
かに伝えるか」、また、「企画に反映させないのであればマーケティング調査
をする意味はない」など、明解な切り口でファッションマーケティングを語っ
ていただきました。また、中国市場の実例を挙げながら、実践的なマーケティ
ングノウハウを説明すると、受講者の多くは興味深げに頷いていました。

島田氏は、ファッションという感性の世界を構造的に理解することの重要性を
指摘し、ロジカルなファッションビジネスのあり方を具体的に提唱しました。

http://www.japancreation.com/blog/2006/12/jc_6.html

 

■Index[3]:更なる改革と充実を目指して
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JC実行委員会コーディネーターとして、3日間JC会場に詰めながら感じた
ことをお話したいと思います。

今回初めて、「プロモーションゾーン」と「ビジネスゾーン」を区分しました。
欧米等の見本市はジネス目的が主流ですが、これまでの日本の展示会はプロ
モーションを目的とするものが主流でした。しかし、欧米のビッグブランドが
直営店戦略を強める中で、次第にプロモーション目的の展示も増えています。
反対に、日本では問屋の支配力が低下し、メーカーが直接ユーザーに商品を販
売するケースが増え、商談目的の展示会が求められています。

その意味で、「プロモーション」と「ビジネス」を区分するという考え方は、
来場されたヨーロッパや中国の人にも新鮮に映ったようです。出展者の一部に
は、今回のシステムが浸透していなかったことで若干の混乱も見られましたが、
全体的には良い結果につながったと思います。

ここ数年、中国生産が主流であり、現在も中国での素材現地調達の動きが進ん
でいます。その一方で、中国生産の商品は価格競争に陥り、関連企業も収益を
あげるのが困難になっています。また、欧米向けの輸出志向が強まるなど、日
本企業にとってはより厳しい状況になることが予想されます。

そうした市場の動きもあり、静かな日本回帰が起きているような印象を受けま
した。また、売場主導のファッションビジネスの中で、生産の重要性、素材の
差別化の重要性も再認識されつつあります。

時代の変化の中で、顧客も変わっていきます。当然、JCに対する要望も変
わってくるでしょう。

当然の話ですが、JCという展示会は主催者だけのものではありません。出展
者と来場者双方が積み重ねてきたイベントであり、主催者からすれば彼らこそ
が顧客です。現在のマーケティング戦略で、「顧客満足」が優先されているよ
うに、JCもまた「顧客満足主義」を貫く必要があると思います。

国際化を強めるビジネス環境の中で、我々は日本だけでなく、海外と日本の関
係、それぞれの役割分担を踏まえた上で、日本の製造業のあり方とそれぞれの
企業戦略を考えなければなりません。JCだけがその重責を担うものではあり
ませんが、JCは業界に対して常に問題を投げかけ、新たな提案をしていく責
務を負っていると思います。それには、既存のつながりだけでなく、新しい出
会いやコミュニケーションを常に仕掛けていく必要があると思います。

単に現状維持を志向するのではなく、「顧客満足」と「次代への挑戦」を両立
させながらJCを充実させ、JCが日本の繊維ファッションビジネス活性化の
契機となれば幸いです。(JC実行委員会コーディネーター坂口昌章) 

http://www.japancreation.com/blog/2006/12/post_26.html

 

■Index[4]:来場者数
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来場者数は、二日目までに29,035名の方がご来場下さいました。三日目
も1万人は超える見込みなので、最終的には約4万人の集客を記録すると思われ
ます。4万人という規模は世界の繊維見本市でも最大級です。規模を追求するこ
とが目的ではないといえ、やはりこれまでの実績が評価されているという意味
では嬉しく、改めてご来場くださった皆様に御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

初 日:12,555名
2日目:16,480名
3日目:・・集計中・・

詳細一覧表はこちらからご参照下さい。
http://www.japancreation.com/2007aw/jcnews/vol3/index.html#count

 

◆次回JC2008S/S開催!◆
2007年5月9日(水)〜11日(金)
東京ビッグサイト

 

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