JAPAN CREATION Trade Fair of Total Fabrics and TextileGoods [繊維総合見本市]

「JAPAN CREATION」 特集号−Part3

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■       「JAPAN CREATION」 特集号−Part3(2006/12/07)
■□■    
■■■■       http://www.japancreation.com/
■□□□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
======================================================================
このメールは、過去にJAPAN CREATIONにご来場いただいた方や、JAPAN CREATION
ホームページ上にてメルマガ登録をいただいた方、ならびに関係者の方々に
お送りしております。
本メルマガの配信停止を希望される方は、文末のURLから配信停止の手続きを
お願い致します。
※このメールは等幅フォントに最適化されています。
======================================================================

こんにちは!
JC2007A/Wが第二日が終了しました。
今日7日は、JCフォーラムとして3つのテーマでセミナーが行われましたので紹
介します。どの回も満席の盛況ぶり。詳しい内容はブログをご覧ください。

JCもいよいよ最終日を残すのみ。まだ来場されていない方は、お急ぎビッグサ
イトへお越しください。その前に、JCの様子をWEBとブログでチェックすること
をお忘れなく。

JCニュースはこちらから。
http://www.japancreation.com/2007aw/jcnews/index.html

ブログはこちらから。
http://www.japancreation.com/blog/

◆JC2007A/W開催中◆
2006年12月6日(水)〜8日(金)
東京ビッグサイト東1・2・3ホール
10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)
入場料:2,000円(学生1,000円)※招待券持参者は無料
☆割引入場券の発行ができますので、是非ご利用下さい。
http://www.japancreation.com/

■INDEX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]JCフォーラム、充実した3つのセミナー報告!
[2]皆川魔鬼子さんプロデュースの「ウェアーテキスタイル」
[3]ユーロベットの新会長、JCを訪問
[4]12月8日の予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■Index[1]:JCフォーラム、充実した3つのセミナー報告!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JCフォーラム

(1)五大陸の特選コットンについて
講師:大正紡績株式会社 取締役営業部長 東京事務所長 近藤健一氏

コットンは北緯45度、南緯35度の86カ国で商業生産されています。しかし、米
国と中国、インドの3カ国で、全世界のコットン生産の50%を占めます。した
がって、差別化を図ろうとすれば、この3カ国以外の希少価値のある綿花を使
わなければアピールできません。

昔は安くて品質のいい綿糸を生産すれば良かったのですが、いまは高くても特
色のある高級品を生産しなければ生き残れません。以前のように様々な綿花を
ブレンドする代わりに、単一原綿で特徴を出すわけです。綿花によって複合す
る相手素材との相性の良し悪しがありますから、世界中を回って綿花を捜すの
は楽しい作業でもあります。
(続きはこちらから)http://www.japancreation.com/blog/2006/12/jc_2.html

(2)日本デニムの誕生から…
講師:カイハラ株式会社会長 貝原良治 氏

藍(インディゴ)染色は、酸化で青色に染まるため、染める人により十人十色
と言えるほど色が変わります。当社はロープ染色を考案して、安定した染色や
量産化、染料の節約を実現。このロープ染色機を発売し、絣の生産増にも寄与
しました。

その後、輸出用に広幅化の依頼があり、自動織機で広幅の絣を織る技術も実現
しました。同織物はあまり売れなかったのですが、イスラム教徒のサロン向け
で一時はかなりの輸出がありました。さらに1969年に日本でもデニムブームと
なり、デニム生産の依頼が来たことから、デニム生産に乗り出しました。賃加
工でデニムの染色を行っていました。
(続きはこちらから)http://www.japancreation.com/blog/2006/12/jc_3.html

(3)世界に競争できる日本のテキスタイルとは
講師:東レ株式会社 取締役 大河原秀康氏

合繊や天然繊維を問わずテキスタイル開発が進んできましたが、その背景には
日本の産地の優れた匠の技、生産管理技術があると思います。また、最近のポ
リマーやナノテク技術の進歩は、新たな素材開発を予感させます。

合繊繊維はポリマー技術、製糸技術、高次加工技術の連携で、開発が進んでき
ました。やがて天然繊維に近づけるだけでなく、合繊でしかできないテキスタ
イルの追求も行われるようになりました。開発に携わる者でも、ここまでやる
のかと思うほどです。しかし、日本市場でビジネスして行こうとすれば、本当
に細かい消費者の感覚に応えていかなければなりません。言い換えれば、そこ
まで質の違いを感じられる消費者に育てられて、世界に誇れる技術を開発でき
たと言えます。
(続きはこちらから)http://www.japancreation.com/blog/2006/12/jc_4.html

■Index[2]:皆川魔鬼子さんプロデュースの「ウェアーテキスタイル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JCでは、現在、産学連携のあり方を検討していますが、今回はプレイベントの
提案として、テキスタイルコンテストの審査委員長でもある皆川魔鬼子さんプ
ロデュースの「ウェァーテキスタイル」を展示しました。
そこで皆川さんに今回の企画についてお聞きしました。

◆皆川魔鬼子さんのコメント

プルミエールビジョンでも、英国のテキスタイルデザイン専攻学生のウェアに
アプローチする作品コンテストが非常に高い評価を受けており、日本人の学生
も入賞するなど、プロへの登竜門となっています。
今回は、企画スケジュールの都合もあり、多摩美術大学3年の学生が課題が制
作したウェアーのためのデザイン作品を展示していますが、今後はより多くの
テキスタイルデザイン専攻を持っている大学等の参加を期待しています。いく
つかの学校が競作したり、希望する学校が多くなればコンペにするのも面白い
と思います。

服を作れない学生でも、服の形でデザイン提案することは可能ですし、特定の
テーマを設定することでタイムリーなデザインも期待できます。今後は、JCに
出展されているテキスタイルを使った作品を発表したり、テキスタイルコンテ
ストでウェアーテキスタイル部門を作るなども考えられます。

■Index[3]:ユーロベットの新会長、JCを訪問
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フランス見本市協会「ユーロベット」のマリーロール・ベロンホップス会長が
JC会場に来られました。同協会は「ティッシュプルミエ」展などを主催してい
るほか、プルミエール・ヴィジョンにもこのほど資本参加しました。今後一層
の活躍が期待されています。

JCが今回、会場を2つのゾーンに分けて構成されたことは、とても面白い試み
です。日本を代表するJCとは今後ぜひタイアップし、業界に新しい風を吹き込
みたいと思います。JC事務局にも、タイアップについて申し入れをしました。

■Index[4]:12月8日のスケジュール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10:00〜 開場

13:30〜 「出展企業ジョイントコレクション」
        オガワテキスタイル(株)/狭山ホームワーキング(株)/
        妙中パイル織物(株)/敦賀繊維(株)/丸安毛糸(株)/
        布のえき〔(株)山崎ビロード〕
        の素材を文化服装学院の協力で作品として制作。69点。
 
15:00〜 「出展企業ジョイントコレクション」
        オガワテキスタイル(株)/狭山ホームワーキング(株)/
        妙中パイル織物(株)/敦賀繊維(株)/丸安毛糸(株)/
        布のえき〔(株)山崎ビロード〕
        の素材を文化服装学院の協力で作品として制作。69点。
14:00〜 JCフォーラム
       「誰でも出来る ファッション・マーケティングの実践」
       【講師】株式会社エスシーネットワーク 島田浩司氏

----------------------------------------------------------------------
◆メールマガジン「JAPAN CREATION」へのお問い合わせ◆
ご意見、ご感想などをお寄せ下さい!
・Mail:magazine@japancreation.com

◆発行:ジャパン・クリエーション実行委員会
・〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-4-5 2F
・Mail:info@japancreation.com
・HP: http://www.japancreation.com/

◆配信解除ご希望の方は、以下より解除手続きを行ってください。
http://www.japancreation.com/jc/mailmag.html#cancellation
----------------------------------------------------------------------