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JAPAN Observatory

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INDEX[1] “The Japan Observatory” at Milano Unica 2024 S/S 2023年1月31日~2月2日 ミラノで開催 ビジネスチャンスに挑む日本企業


「Milano Unica(MU)2024 Spring/Summer」が2023年1月31日から3日間、イタリアのRho Fieramilanoで開催されます。日本からは日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)と日本貿易振興機構(JETRO)主催の「The Japan Observatory (JOB) at Milano Unica 2024S/S」に26社(前回SS展11社)がリアル出展するとともに、JOB Plusに5社(同12社)が出展します。

2022年7月に開催されたMUは、スーパーグリーンパスの提示などが廃止され、会期も3日間、展開展示ホールも4ホールと新型コロナウイルス禍前の状況にほぼ戻りました。欧州は異常なインフレなど厳しい経済環境下にありますが、ファッション産業は常に前向きです。日本からのMU出展者数が前回展より多いのも、ビジネス拡大への期待からでしょう。



36th Milano Unica

会  期 2023年1月31日(火)~2月2日(木)
主  催 Milano Unica Secretariat
会  場 Rho Fieramilano (Hall.8、12、16、20)


“The Japan Observatory”(JOB) at Milano Unica 2024S/S

主  催 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
後  援 経済産業省、日本繊維産業連盟
会  場 Rho Fieramilano Hall.20
出 展 者 26社+JOB Plus出品企業5社

開催概要 >>>

出展者一覧 >>>


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Photo:The Japan Observatory at MU2023A/W




INDEX[2] <出展企業をご紹介> 日本のJOB出展企業の一部を紹介します


フジサキテキスタイル株式会社 / FUJISAKI TEXTILE CO., LTD.

幅広い商品展開で

FUJISAKI TEXTILE CO., LTD.はMUに初出展ですが、すでにフランスにエージェントを置いています。「欧州を中心に、世界中から来られる方々に、弊社のことを知っていただき、今後の輸出ビジネス拡大へのスタートアップにしたい」と出展します。幅広い商品展開が特長の企業です。


会場では「Mt.Breath Wool」シリーズを提案します。極細ウールを使用し、チクチクせず、ソフトなサラっとした肌触りで、吸湿性や抗菌防臭性にも優れています。夏シーズン対応の温度調整機能を持ち、ハンドウオッシャブルで、アウトドアなどの場面にも対応できます。高級超長綿(GIZA綿)を原料にしたギャバジンは、深みのある発色性、日光や洗濯に対する耐性が強い染料を使用、高密度に織り上げました。リサイクルナイロンシリーズはGRS認証のプレ・コンシューマー糸を使用しており、高級感があります。


<JFW Textile Online Salon:フジサキテキスタイル株式会社>

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古橋織布有限会社 / FURUHASHI WEAVING CO., LTD.

豊かな表情感を生む

シャトル織機を使うFURUHASHI WEAVING CO., LTD.はMUの出展16回目となる常連です。今回は「3年ぶりとなるリアル出展。現地の反応を直接体感できる」と、期待しています。出品する綿ヘンプ・タイプライターは細番手のオーガニックコットン(94%)とヘンプ(6%)の混紡糸を使用し、高密度に織り上げました。甘撚りのオーガニックコットンの上質な肌ざわりとヘンプのしっかりとした質感が相まって、薄く軽いのにハリのある風合いです。仕上げでは、一反一反しっかりとワッシャーすることで、目がキュッと詰まり、豊かな表情が生まれました。


素朴な綿と硬くしっかりとした麻を交織し、シャトル織機の限界まで高密度に織り上げた先染めシャンブレーのバフクロス、抗菌性や吸放湿性、清涼感のあるバンブーレーヨンとリネンの交織生地も提案します。


<JFW Textile Online Salon:古橋織布有限会社>

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畑岡株式会社・株式会社足羽工業所 / HATAOKA COMPANY - ASUWA KOGYOSHO COMPANY

エコテキスタイルに特化

HATAOKA COMPANY - ASUWA KOGYOSHO COMPANYは今回、エコテキスタイルに特化したコレクションを打ち出します。「TACTUS ECO」はFSC認証のトリアセテートとリサイクルポリウレタンを交織した機能性エコテキスタイルで、2WAYストレッチ機能があります。「HERITAGE ECO」は過去の好評素材をエコ素材に置き換えたものです。過去にヒットした生地を現代風にアレンジし、エコの要素も加えました。「PLANT BASE TEXTILE」は原料に植物由来を使用したポリエステルで、新感覚のECOテキスタイルコレクションです。


同社のMU出展は10回目です。「新型コロナウイルス感染拡大で2020年2月以来ほぼ3年ぶりの出展となる。欧州市場で存在を忘れられないよう参加する。コロナ禍以降の欧州市場の回復に期待」しています。


<JFW Textile Online Salon:畑岡株式会社・株式会社足羽工業所>

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株式会社麻絲商会 / MASHI SHOKAI CO., LTD.

麻の新商品を

MASHI SHOKAI CO., LTD.はMUに5回目の出展となります。ミラノとパリにエージェントを置いています。同社は100年以上も滋賀県の湖東産地で「近江の麻」を扱ってきました。日本最大の大きな湖のそばにあり、麻の製織・加工に欠かせない高い湿度と美しい水が豊富な土地柄です。「MUでお会いした販売先の方々と再会し、新開発商品への評価などを聞くとともに、新規販売先開拓も進める」考えです。


サステナブル素材ではオーガニックリネン、ヘンプ、綿麻高密度物を提案します。後染めと先染めの両タイプをバリエーション豊かに展開しています。また、加工品は産地加工場との共同開発品として新しい風合いの素材などを出品します。さらに地場の湖東産地でしか生産できない織物のバリエーションも数多く紹介します。


<JFW Textile Online Salon:株式会社麻絲商会>

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篠原テキスタイル株式会社 / SHINOHARA TEXTILE CO., LTD.

デニムの可能性追求

SHINOHARA TEXTILE CO., LTD.は備後絣製造で始まった伝統ある企業です。1907年の創業から115年続くこの織布技術を、現代のデニム製造に進化させ、新たなデニムの可能性を追求しています。使用素材もオーガニックや、リサイクルポリエステル、テンセルなど環境に配慮したものです。企業としても自然エネルギーの活用や、省エネ設備への切り替え、会社の敷地内の山林でのCO2吸収などに取り組んでいます。


UGANDA ORGANIC DENIMは希少なウガンダのオーガニックコットンを100%使用しました。オープンエンドで作ったシボ感が特徴のベーシックな風合いのデニム生地です。ペットボトルリサイクル原着原料を使用し、特殊紡績でシャリ感のあるデニム調のテキスタイルも提案します。緯糸にSOLOTEXを使い、ストレッチ性とキックバック性を合わせ持った素材です。テンセルを使用したデニムも出品します。


<JFW Textile Online Salon:篠原テキスタイル株式会社>

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株式会社オールブルー / ALLBLUE INC.

ヴィンテージを復刻

ALLBLUE INC.はJOBに初めて参加します。同社は欧州市場について「インフレ率の高さから消費の冷え込みが予想されるが、市場として成熟しており、今後より一層付加価値の高いものの需要は高まる」とみています。同社はコンバーターという立場から日本全国の産地に商流を持ち、様々な分野の顧客ニーズに触れることで、従来の常識に囚われない新しいモノづくりを行っています。「現地バイヤーの生の声を聞く」ことで今後の商品開発に活かすのも出展目的です。


今回はインディゴ先染め糸を使用したパイルジャカードデニムや、1900年~1990年頃の実物の古着を分析して、復刻させたヴィンテージデニム生地を出品します。さらにフラットな柄だけではなく、生地の伸縮性を生かした立体的なデザイン(ジャカード・ドビー)デニムも開発しています。


<JFW Textile Online Salon:株式会社オールブルー>

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INDEX[3] インスタはじめました! jfw_textile_div

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