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![]() ![]() ご挨拶~継続の意味は大きい JFW事務局長 古茂田 博
今回の来場者の詳細な分析はまだ終わっていませんが、若い人の来場が多いという印象を受けています。コロナ禍で自由に外出ができず、生地サンプルに直接触ることのできない状況が2年以上続きました。リアルな展示会では実際の現物に触れ、会場ブースを回ることで次の傾向を探ることが可能です。次シーズンに向けた商談だけでなく、情報を求める方にも有意義な展示会であったと推測されます。 入国制限が緩和され、会場では海外バイヤーも散見されました。コロナ前ほどの規模ではありませんが、海外からの出展者が増えています。来年の展示会ではV字回復とまでいかなくても、海外バイヤーが増加することでビジネスマッチングの機会は増えていくと期待されます。 今回はサステナブル・コーナーの展示方法に工夫を加えました。来場者から「非常にわかりやすかった」というお声も届いております。原料、製造工程、企業認証と大きく3分類し、その中に7つの詳細分類を設定して該当素材を展示しました。また、JFWサステナブル・セミナーも2本準備しました。このセミナーは多くの方が来場されており、今後も継続していく予定です。 なお次回の「Premium Textile Japan 2024Spring/Summer」は来年5月24日~25日、「Premium Textile Japan 2024Autumn/Winter」、「JFW JAPAN CREATION 2024」は来年10月31日~11月1日、東京国際フォーラム・ホールEで開催いたします。今後ともよろしくお願いいたします。 ![]() 好評だったサステナブル企画 JFWテキスタイル事業 統括ディレクター 川島 朗
JFWサステナブル・セミナーもほぼ満席と人気でした。来年の秋冬展でもこのセミナーをより進化させて継続開催していく所存です。来場者の求めるものは変化しており、そうした要望に応じる形で、展示会や関連イベントなども充実させていきます。 原料や薬剤、電気代の上昇などコストアップ要因は多く、円安がそれに拍車をかける厳しい環境下にあります。この円安は当分続くという観測もあり、産業として輸出の強化も必要です。来年1月末にはThe Japan Observatory at MILANO UNICA 2024Spring/Summer、3月にはIntertextile Shanghai Apparel Fabricsが予定されており、日本素材を世界にプロモーションしていきます。 ![]() ![]() 新型コロナウイルス禍から業界もようやく回復の方向へと動き出しました。「感染者数はやや増加傾向にあるが重症化する人は少なく、コロナの心配も以前よりも軽減している。こうした展示会でないと、なかなかお会いできない人もいた」。会場で聞かれたある来場者の声です。そんな中で「JFW-JC2023」「PTJ2023AW」が開催されました。今回は「JFW-JC2023」の新規出展者は3件、復活出展が5件、「PTJ2023AW」は新規が4社、復活が8社と、数字の上でも新規顧客開拓に向けた出展者の積極的な姿勢が感じられました。 この1年の変化では原油や原料、薬剤、物流費などの価格上昇が続いており、コストアップ対応は昨年同様に大きな課題となっています。それでも繊維業界の回復傾向がうかがえたのが、今回の「JFW-JC2023」「PTJ2023AW」でした。本年5月の「PTJ2023SS」でもコロナ禍による需要減退の底打ち、回復の兆しが見られました。それがより明確になったように思われます。「新しい素材を探しに来たが、ピックアップできた」(アパレル)と、23AWに向けた熱心な商談が行われました。「生地に直接さわることができた」(アパレル)といったリアル展ならではの良さを指摘する来場者も多かったようです。 ![]() PTJ関連プログラムの「Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう~」は1日、新潟見附産地にある浅記(株)の五十嵐光明テキスタイル部チーフが綿合繊の先染め織物について講演。2日には富山産地でトリコット生地の開発、生産を行うケーシーアイ・ワープニット(株)の坂下剛工場長兼企画開発部長が経編の可能性について説明されました。 JFW-JC関連プログラムのJFWサステナブル・セミナーは1日に、GOTS日本地域代表の松本フィオナ氏が「GOTS認証の基礎と事例」について、レダ ジャパン(株)代表取締役の上野伸悟氏が「イタリアのサステナブルに対する向き合い方」などを解説され、多くの受講者を集めました。 2日には「PIGGY’S SPECIAL」(ピッグスキン・ファッションショー)も例年通りロビーギャラリーで開催。感染予防対策から招待者・関係者を限定しましたが、東京都各種学校、専修学校12校の学生作品80点と、プロ部門では「KEIKO NISHIYAMA(ケイコニシヤマ)」(西山景子)、「tactor(タクター)」(山本奈由子)、「meagratia(メアグラーティア)」(関根隆文)の作品が披露されました。 ![]() JFWサステナブル・プロジェクト ![]() 7つの分類の解説をご覧いただけます。 JFWサステナブル・プロジェクト >>>JFW Textile Online Salon <JTO> ![]() 「Premium Textile Japan 2023 Autumn/Winter」「JFW JAPAN CREATION 2023」 出展者の提案素材をご覧いただけます。 jfw-textile-online.com >>> ![]() 【国内展】 Premium Textile Japan 2024 Spring/Summer
JFW JAPAN CREATION 2024
【海外展】 The Japan Observatory at MILANO UNICA 2024 Spring/Summer
Intertextile Shanghai Apparel Fabrics
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