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「JFW JAPAN CREATION 2023」「Premium Textile Japan 2023Autumn/Winter」は、11月1~2日、東京国際フォーラムの展示ホールEにて、新型コロナウイルス感染防止策を講じて開催いたします。 ![]() 現在の繊維ファッション業界の1番の関心事であるサステナブル。 JFWでは一昨年よりJFWサステナブル・プロジェクトをスタートさせ、出展者のサステナブル素材を多数紹介してきました。ただ、残念なことに欧米に比べ日本は遅れをとっていると指摘される事があります。 そこで今回は、ドイツに本部を置き、サステナブル認証の中でも最も有名なGOTSと、20年以上前から環境に配慮した素材を作り続けるイタリアの大手ウールメーカーREDA社の日本代表者から、サステナブルへの取り組みを語って頂きます。 業種、職歴などに関わらず、どなたでもご参加いただけます。
![]() 【1部】 13:30~14:30
![]() 【2部】 15:30~16:30
![]() ![]() ビジネス商談会「Premium Textile Japan (PTJ) 2023AW」は今回23回目を迎え、72社(うち新規4社)が出展を予定しています。PTJ出展者の一部を紹介します。 柴屋株式会社 <A-58> 新商品開発に注力 柴屋は市場での認知度を向上させるため、新商品開発に力を入れて多方面にアピールしています。PTJ出展もその一環です。同社の強みは、風合いが豊かな天然素材を多数ストックしていること。サステナブル重視の時代背景をバックに天然素材の需要に全面的に応えています。また、合成繊維を中心とした機能素材の拡充もおこなっており、ネット市場でより重要になっている「謳(うた)える素材」も多数ストックしています。 今回出品する天日干し加工は、静岡県浜松産地の風合い豊かな加工です。排水や薬剤の使用量も少なく、サステナブルな需要にも合致しています。機能素材では、撥水、ストレッチ、難燃、コーデュラなど、多角的に取りそろえました。サステナブル素材の分野では、リサイクルコットンやナイロン、フッ素フリーの撥水加工などさまざまな方法でサステナブルにアプローチしています。「コストアップの環境だが、今後も高付加価値商品の開発を進めていく」考えです。 <JFW Textile Online Salon:柴屋株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=39 ![]() 鈴木晒整理株式会社 <A-59> 豊富なバリエーション 鈴木晒整理は、加工生地の風合バリエーションの豊富さ、小ロット対応力、クイックな納期対応が強みです。PTJ出展の常連組で、毎回、新たな加工を広くPRしています。 今回は綿素材の起毛生地を提案します。これはコート地、パンツ地など綿の厚地素材を起毛することで、秋冬アイテムに使える綿素材に変化させました。機能加工素材では、天然繊維に撥水、イージーケア、抗菌性などの機能を持たせる加工をし、生地の機能性=合繊だけではないことを訴求します。他社との共同加工素材にも力を入れてきました。自社の加工と他社の加工を組み合わせた素材も多く出品します。自社設備では補えない風合いを他社設備で加工してもらうことで新たな風合いを生み出しています。「国内生産を重んじているアパレルさんも年々発注量が少なくなってきている。コロナ禍で加速している傾向もあるが、当社企画の生地を多く使うことで他社との差別化を図って市場を盛り上げてほしい」と話していました。 <JFW Textile Online Salon:鈴木晒整理株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=44 ![]() 第一織物株式会社 <B-74> 短納期対応にも強み 第一織物は、人気のアウター向け素材「DICROS」に、高密度織物の開発に強みを持つ同社ならではの、ファッション性の高い商品を強化しています。要望の高まる短納期に対応したオペレーションの「DICROS ストック販売」では、定番商品から差別化商品まで幅広く、多色展開で備蓄販売を行います。20品番のオリジナル商品を計190色そろえての提案が強みです。 今回はリサイクル異形断面糸を使った美しい光沢のタフタを出品します。上品な光沢ときしみ感を表現した独特なアウター素材です。リサイクルナイロン糸100%使用のドライタフタは、ワッシャー加工によるシワ感が特徴で、ドライタッチにすることでトレンド感があります。ナイロン極細糸を使用したドビー柄素材は、極細のナイロン糸を使い、製織の難しいドビー柄を実現しました。微細な表面の凹凸感が生地に表情を与えています。 「消費者はSNSなどを通じて常に新しい情報を入手している。欲しいものを、欲しい時に、欲しい手段で購入する。過剰生産、大量廃棄が通じない時代に、当社のストック販売はますます強みになっていく」とみています。 ![]() フジサキテキスタイル株式会社 <D-3> 北海道ウールなども フジサキテキスタイルは創業50年の間に培ったノウハウや、各産地の工場との協力により、オリジナル生地を企画・開発し、リスク商品も多数展開しています。全国の産地からの情報を直接聞くことができるため、カットソーや布帛ともにトレンド感のある素材を提供することが可能です。 「F.EARTHシリーズ」は、繊維廃棄物質(裁断クズなど)を原料としたリサイクルコットンと、オーガニックコットンをブレンドした糸を使用した生地のバリエーションです。「北海道ウール」は、北海道で育った羊から採れた羊毛を使い日本で紡績した純国産ウールです。手作業で洗毛を行い、天日干しで乾燥させることで、環境に優しい国産ウールが復活しました。北海道の羊からとれた純国産ウールの希少性と独特の風合いの生地のバリエーションが魅力です。「スポーツ系素材シリーズ」は吸水、速乾、消臭、撥水、保温など各種機能をもった機能素材の提案です。 「ファッションの流行とともに生地・素材の流行も変化していく中で、弊社で開発している素材を1人でも多くの方に見ていただきたい」と出展します。 <JFW Textile Online Salon:フジサキテキスタイル株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=177 ![]() 吉田染工株式会社 <D-12> オリジナル提案進める 吉田染工は和歌山県に本社のある糸染、生地(カットソー)の染色工場です。糸の染色工程から編地まで、オリジナルで糸や生地を作成でき、製品での対応も可能です。自社で編成しているニット生地企画や、自社で染色・整理加工しているカットソー生地を提案します。 今回はシルケット加工をメインにしたカットソー企画、横糸挿入のできる特殊なニット機械を使用したニット編地、サステナブルな素材として注目されるバナナの廃棄物から作った「バナナ繊維」を使った糸や生地なども出品します。染色業界だけではありませんが、原料やエネルギー価格の高騰で、「全く同じ商品をリピートしようと思っても、同じ価格で提供できないことが多々ある状況」にあります。また、衣料市場も回復してきたとはいえ、まだ慎重な姿勢が続いています。それでも「力のある個店が売り上げを伸ばしているとも聞く。コロナで価値観やライフスタイルが変化したようにも見えたが、直近では洋服への購買意欲が戻ってきた」とし、蓄積したノウハウと先端技術を融合した企画を会場で紹介します。 <JFW Textile Online Salon:吉田染工株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=78 ![]() ![]() 日本発 テキスタイル・ポータルサイト<JTO>は、出展者の提案素材をデジタル上で検索と情報収集ができます。 いつでもどこでも、欲しい時に欲しい素材情報が簡単に取り出せてテキスタイルビジネスに活用ができます。 「Premium Textile Japan 2023 Autumn/Winter」 jfw-textile-online.com >>> ![]() ![]()
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