![]() |
![]() |
「JFW JAPAN CREATION 2023」「Premium Textile Japan 2023Autumn/Winter」は、11月1~2日、東京国際フォーラムの展示ホールEにて、新型コロナウイルス感染防止策を講じて開催いたします。 ![]() 毎回好評のPTJ特別プログラム“Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう!~”を開催します。 <新潟見附産地> 浅記株式会社 綿合繊の先染め織物で時代を彩るカジュアルメンズの世界” <富山産地> ケーシーアイ・ワープニット株式会社 富山産地から生まれたファクトリーブランド「tococie(トコシエ)」から展開される経編の可能性 このワークショップは、アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等の若手社員を対象に、日本の素材産地レクチャーを行ない、日本製素材への認識を深めていただくことを目的とし、ワークショップ受講後に、そのまま展示場内を回れる、学びとビジネスが直結したプログラムです。 ![]() Photo:これまでの“Textile Workshop”より
ワークショップ開催概要・受講者募集
![]() ビジネス商談会「Premium Textile Japan (PTJ) 2023AW」は今回23回目を迎え、72社(うち新規4社)が出展を予定しています。PTJ出展者の一部を紹介します。 ダイヤミック株式会社 <C-16> *初出展 プリントサービスを 三菱製紙グループのダイヤミックは、印刷製版材料、情報資材の販売・関連機器の販売などを行っています。「ユニークなプリント方式によるナイロンプリントサービスの紹介、得意な小ロット生産で幅広いユーザーへナイロンプリントを提供、FSC(森林管理協会)認証紙によるポリエステルプリントサービス提供などを紹介する」ため、初出展します。 今回の出展では国内初となる新方式の熱カレンダー転写方式のプリントサービスを提案します。FSC認証紙によるポリエステルプリントサービスを提供します。また、ダイレクト転写方式では得られない高品質な製品を紹介。繊細なデザインもシャープにプリントできます。さらに、転写紙はFSC認証紙を使用します。ダイレクト転写方式など、その他の染色方式と比較して水の使用量を削減します。材料及び印刷方式でサステナブルに貢献します。「国内市場の縮小が懸念されている。その一方でリサイクル素材やオーガーニック素材など、環境に配慮した取り組みで新たな市場が広がる」ことに期待しています。 <JFW Textile Online Salon:ダイヤミック株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=342 ![]() ファインテキスタイル株式会社 <A-66> *初出展 ウールならではの ファインテキスタイルは岐阜県羽鳥市で婦人子供用服地を生産しています。リスクを持って仕上がり反のストック販売を行っています。国産の自社オリジナル企画商品を提案、小回りを利かした多種多様な商品提供も特徴です。 初出展となる今回は、ウールならではの縮絨加工した立体的な表情のある素材を出品します。ウールとその他繊維間の縮絨率が違うことを利用した立体的な表情のある先染め素材です。糸の組み合わせによって、さまざまな表面感を出しています。また、様々な形状や色目の意匠糸を一枚の布に織り込んだ豪華なファンシーツィードも企画しました。各色展開も含めて、バリエーション豊富にたくさん取りそろえています。さらに、表面がツルツルなフィラメント糸と、毛羽があってマットな表面のスパン糸を一枚の布に織り込んだ複合素材織物も提案します。チェック状に特徴の異なった糸が隣接しあっています。こうした特徴の違う糸を一緒に織り上げることは非常に難しく、海外でもあまり目にしない素材といえます。 <JFW Textile Online Salon:ファインテキスタイル株式会社> https://jfw-textile-online.com/textile?user=334 ![]() 糸の音 <B-20> 西桂地場産業の発展を 糸の音(いとのね)は「新たな販路拡大と地場産業の発展を目的」に出展します。山梨県東南部にある西桂町は、町の8割を森林が占め、良質で豊富な水に恵まれた地域です。江戸期には絹織物を生産し、明治中頃には甲斐絹改良組合が設立されました。以来、山梨県の繊維産地としてネクタイ、マフラー、ストール、洋傘などを生産しています。 1974年、西桂織物工業組合の指導のもとに、新しい感覚のある青年有志が、西桂織物研究会として町に「糸の音会」を設立しました。現在、同会には8社が参加しています。主な活動は新製品開発のための基礎的調査及び研修、展示発表会への参加などです。今までの開発製品は、特殊紋織り名刺の試作、楊柳夜具 座布団の開発、紗織、平組織併用薄手スカーフ、ネクタイ、アパレル、ニードルパンチなどの試作研究品です。今回も共同出展の形で、ネクタイ、ストール、洋傘地などを提案する予定です。今後は、「“糸の音”ブランドの製品を製作し、業界だけではなく多方面に織物の町“西桂”をアピールしたい」と抱負を語っていました。 <JFW Textile Online Salon:糸の音> https://jfw-textile-online.com/textile?user=12 井原デニム <A-38> 80年代人気商品を復刻 井原デニムは地域ブランドです。岡山県井原市で生産されたデニム生地を用いて、井原商工会議所、備中織物構造改善工業組合、井原被服共同組合などでつくる井原デニム審議会に認定された製品がそれです。「このデニム製品と井原の知名度を高め、内外への販路拡大」を目的に出展します。 今回出品する多色使いのジャカードデニムは綿100%で、インディゴ、白にもう一色を加えたジャガードデニムです。また、高密度デニムは、1980年代に人気だったデニムを復刻したものです。ドビーセルビッチも紹介しますが、これも1980年代の人気デニムの復刻版です。 井原の綿布生産は江戸時代に始まりました。明治時代にはデニムのルーツとされる「備中小倉織(裏白)」を生産し、1960年代以降はデニム作りを本格化してきました。現在、綿花や原燃料費上昇によるコストアップに見舞われています。輸出は円安で相殺できる部分はありますが、国内販売は厳しい状況にあります。それでも国内外とも需要は多く、コロナ禍もあって供給が追いついていない状況のようです。 <JFW Textile Online Salon:井原デニム> https://jfw-textile-online.com/textile?user=176 ![]() クレッシェンド・ヨネザワ <B-69> アルパカウールマフラーも クレッシェンド・ヨネザワは毎回、シーズンに合った手の込んだストール生地を提案してきました。細番手の糸使いが多かったのですが、今回初めて厚手のマフラーとしてアルパカウールマフラーを企画しました。太番手のアルパカウールの糸を、100年以上使われているシャトル織機でゆっくり丁寧に織り上げ、起毛しています。シルク梅染ストールは、ストールのためだけに織ったシルク100%生地です。シルクでは珍しい50/1Nmを使用し、打ち込みを傷にならないギリギリまで調整してカシミヤのような風合いとシルクの光沢が美しいストールを作りました。その生地を京都で梅染しており、環境にも優しいストールです。 同社は日本のさまざまな産地企業と協働して、繊細な表現、先染めから後加工までストールだから表現できるテキスタイルを提案してきました。小ロット対応も可能で、顧客の細かいニーズに応えています。「コロナ禍で落ち込んだ消費が少しずつ回復してきた。今回も新規顧客を広げたい」と臨みます。 <JFW Textile Online Salon:クレッシェンド・ヨネザワ> https://jfw-textile-online.com/textile?user=174 ![]() ![]() ![]()
|
|
||
![]() |