JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer 
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INDEX[1] ありがとうございました! Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer


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ご挨拶~来場者数、回復基調へ


JFW事務局長  古茂田 博



「Premium Textile Japan (PTJ) 2023 Spring/Summer」が5月26日、東京国際フォーラムのホールE-1で、2日間の会期を終えて閉幕いたしました。新型コロナウイルス感染予防対策に従って、衛生管理に万全を期して無事終了することができました。来場者数も前年比115%と回復基調にあり、皆様のご協力に感謝いたします。

今回の出展規模は前年並みの71件・92.5小間でした。コロナ前の19年5月展(94件123.1小間)と比べ規模縮小となりましたが、新規出展者4社も加わって新鮮味を増し、盛況な商談会となりました。会期中は緊急事態宣言発令やまん延防止等重点措置が講じられることもなく、直前にはマスク着用の緩和も発表されました。このため、首都圏以外からの来場者も増えてきました。

JFW事務局長  古茂田 博

とはいえ、海外バイヤーは入国制限などもあり、残念ながら回復には至りませんでした。会期中はウクライナから避難してこられた方が日本でのビジネスを模索するため来場されました。こうした海外の方の来場増は展示会の活性化とともに、日本のテキスタイル輸出拡大にもつながっていくでしょう。


デジタル化では昨年5月から「JFWテキスタイル・オンラインサロン(JTO)」を開始しました。展示会中だけでなく、ウェブで常時、自社の得意とする素材をプロモーションでき、ビジネスチャンスが広がるシステムです。サステナブル・プロジェクトも継続しました。現在、原材料からエネルギー費、物流費など、あらゆるものがコストアップする厳しい環境にありますが、来場者の中には「次回は出展者として参加したい」と希望される方もおられました。そうした熱意のある出展者とともに今後も内容の濃い商談会開催を目指していきます。


なお次回の「Premium Textile Japan 2023 Autumn/Winter」、「JFW JAPAN CREATION 2023」は11月1日から2日間、東京国際フォーラムのホールEで開催します。今後ともよろしくお願いいたします。



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次回に向けての課題も検討


JFWテキスタイル事業 統括ディレクター  川島 朗



コロナ禍の中で、今回のPTJは来場者の戻りを実感できました。とくに2日目は多くのバイヤーが来場されました。ただ、出展者数はコロナ前に比べて2割ほど減っており、コロナ禍が業界に与えた影響を映しています。このところ政府はマスク着用の緩和を打ち出し、訪日外国人観光客の受け入れ再開といった表明も行っています。ウィズコロナとはいえ、ビジネス面でやや明るさが見えてきたようにも思えます。とはいえ、出展者数が急回復するとは楽観できません。厳しい環境下でもPTJを支持され、参加いただいている出展者がいます。こうした出展者の満足度を高めていくことにも注力が必要と考えます。

JFWテキスタイル事業 統括ディレクター  川島 朗

例えば、会場の各社の小間割りはウェブあみだくじで決めていますが、毎回出展されている企業に対してプライオリティがなくてもいいのかといった指摘もあります。従来通りとせず、次回に向けて一度議論していくことも重要と考えます。業界に入ってプロを目指す人たちの人材育成として「Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう~」を毎回開いています。職歴5年未満の商品企画従事者が対象ですが、こうした受講資格などについての見直しも必要になってきました。


PTJは初日よりも2日目の来場者が多いという傾向があります。JFW-JCと同時開催する11月展も同じ傾向があり、初日の来場者をいかに増やすかという点も課題といえます。19カ国・地域から来られていた海外バイヤーの誘致についても、コロナ後を見据えた方策が必要でしょう。次回に向けてこうした課題にも取り組んでいく所存です。






INDEX[2] ~変化の兆しが見えた~ 「PTJ 2023 Spring/Summer」閉幕


「PTJ 2023 Spring/Summer」が5月26日に閉幕しました。織物短繊維31件、織物長繊維18件、染色・後加工、プリント、刺繍・レース、皮革が14件、服飾資材、ニットファブリック、撚糸、パイルファブリック8件と、計71件の出展です。うち新規出展者は4件、海外企業は3件でした。


新規出展のMipox(マイポックス)はカラーバリエーション豊かな反射材をファッション業界にPRしようと出展しました。従来にない素材だったため、多くの来場者が訪れて「新鮮味がある」とコメントされました。継続出展企業も集客に力を入れる企業ブースが目立ちました。個々が熱心に商談を繰り広げることで会場全体が活気づき、それがビジネスの成果にもつながっていきます。


コロナ禍が続いていますが、「上海のロックダウンの影響もあって海外品が入りにくい。国産の見直し機運がある」(麻絲商会)といった変化があります。また、マスク着用が緩和されたこともあり、コロナ明けのムードが一部に出てきました。このため、「ビビットな色を求める人がふえている」(宇仁繊維)、「以前に比べ前向きな話が増えた」(齋栄織物)、「久しぶりに来場者が多いと感じた」(古橋織布)、「会場の賑わいが戻ってきた」(糸の音)、「最近では一番人が多く、いい商談ができた」(溝呂木)ようです。そうした変化に合わせて「気持ちが盛り上がるような色をあえて提案した」(ノリタケ)出展者も見かけました。


関連イベントの「Textile Workshop~日本の素材を学ぼう~」は、「サステナブル」をテーマにした3回シリーズの最終回として実施しました。「廃棄食材を活用したフードテキスタイル」(豊島・谷村佳宏氏)、「合成繊維におけるサステナブル」(東レ・横川美都氏)の2講座には多くの方が聴講されました。


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【出展者数】

  PTJ2023SS:71件/92.5小間(うち海外3件/3小間)

【来場者数】

  4,745人(前年比115%)



JFW Textile Online Salon <JTO>


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INDEX[3] 出展エントリー受付中! 2022年11月開催 Premium Textile Japan 2023 Autumn/Winter JFW JAPAN CREATION 2023

image_Premium Textile Japan 2023 Autumn/Winter・JFW JAPAN CREATION 2023



東京のビジネスの中心地に立地し、近年日本で最も人気のあるイベントホール“東京国際フォーラム”で開催。

日本のトップブランドアパレル、デザイナーの他、拡大する通販市場や日本の繊維流通の重要な担い手である商社・問屋のキーパーソンが来場し、活発な商談が交わされるファッションビジネスの場で、ビジネスチャンスを広げてください。



新型コロナウイルス感染症予防に関しまして、開催に向けて、行政機関などから情報収集を行い、最大の配慮をしながら、できる限りの感染症予防対策を講じてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。



2022年11月:同時開催

会 期

2022年11月1日(火)・2日(水) 10:00~18:00

会 場

東京国際フォーラム ホールE

主 催

一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構



PTJ2023AW 出展募集要項 >>>

JFW-JC2023 出展募集要項 >>>

※出展エントリー締切り:2022年6月3日(金)







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