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![]() 「Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer」は、5月25~26日、東京国際フォーラム 展示ホールE-1にて、感染症対策に最大の配慮をしながら、できる限りの感染防止策を講じて開催いたします。 コロナ禍の繊維業界への影響は少なくありません。加えて「原材料の高騰がネック。ナフサの高騰で主要材料が毎月のように値上げ傾向にあり、価格転嫁すべきかが悩みどころ」という出展者が多いようです。天然繊維も原料高が続きます。そうした厳しい環境の中で、新たな商品開発で新規顧客を開拓しようとする出展者を紹介します。 浅記株式会社 <A-24> 新潟産地の強み活かして 新潟産地の浅記の創業は明治2年です。ニット、織物、原糸を扱っています。織布工場を持ち、糸染・織布・整理加工を産地内で一貫生産しています。素材も天然繊維から化合繊の複合まで、カジュアルにもエレガントにも幅広く対応してきました。PTJに出展することで、「新規取引先の開拓、販路拡大、新潟産地のアピール」を進めます。 今回はオーガニックコットンを新潟産地特有のムラ染によって染色し、さらに撚糸を加えた清涼感のあるチェック柄の生地を提案します。また、経糸に綿、緯糸にリサイクルポリエステルの混紡糸を使うことで、タテ方向にシワ感を持たせたクレープ地を企画しました。 経糸が綿で、緯糸が綿麻の混紡糸の生地はキャッチワッシャーをかけて清涼感を持たせています。これに刺し子調のステッチを織り込んで表面変化のある生地を開発しました。 サステナブル関連の取り組みでは、オーガニック原料を中心にリサイクル原料やバイオベース原料を使用したストック商品や提案素材を開発しています。 ![]() 株式会社タケミクロス <A-6> 天日干し仕上げで タケミクロスは綿が主体の浜松産地にあって、1960年代から麻素材への取り組みを開始し、麻専門のテキスタイルメーカーとなりました。織りと染色の直結ラインがあるため、納期や価格面で優位性があります。リネン糸価格が高騰していますが、顧客確保を目指してPTJに出展します。 今回はオーガニックリネンを天日干し仕上げの商品として出品します。天日干しとは、職人が手作業で染め上げた生地を遠州地方独特の空っ風と、たっぷりの日光で天日干しするというもの。独特の色味とシワ感を楽しめます。また、同タイプの生機を使用して助剤を一切使わずに仕上げた究極のオーガニックリネン生地も提案します。 天日干しで仕上げたヘンプ素材も開発しました。余計な重油を使わず、さらに連染染めで水の使用量を40%抑えました。リネンの中でも難しいリネンジャカードの新柄も企画し、これも天日干しで仕上げました。「すべての商品が地球環境にやさしく、自然の力を利用する天日干しで仕上げる」ことに同社の特徴があります。 ![]() PTJ2022SS 出展ブース展示より 株式会社カゲヤマ <A-14> 無染色チェック&ストライプ カゲヤマは播州織の産元商社として、先染め生地を中心に扱っています。日本と中国に生産拠点を有し、オリジナリティあふれる商品をバイオーダーとリスク商品で対応するのが強みです。「顧客に対してクイックなデリバリーも心掛けている」と話しています。 今回は無染色チェック&ストライプを企画しました。染料を使わず、綿花が本来持つ天然の色(茶綿・緑綿)を活かし、経糸に強撚糸を使用したナチュラル感のある生地です。サステナブル素材として注目されるヘンプを緯糸に使用、経糸にオーガニックコットンを使った交織生地は、ヘンプ使いながらも綿の柔らかさで扱いやすい滑らかな生地となりました。白、青、緑のナチュラルな3色で展開します。 エコリップルサッカーは、原糸にオーガニックコットンとリサイクルポリエステルを使用しています。生地表面にリップル加工を施すことで、肌に触れる面積が小さくなり、汗ばむ季節でも快適に過ごせる生地です。 ![]() ![]() <自分らしくある資質と価値観>
JFW TEXTILE VIEW 2023S/S テーマ&カラー >>> ![]() ![]() 日本発 テキスタイル・ポータルサイト<JTO>は、出展者の提案素材をデジタル上で検索と情報収集ができます。 いつでもどこでも、欲しい時に欲しい素材情報が簡単に取り出せてテキスタイルビジネスに活用ができます。 JTOの主な特徴 ![]() 今月開催の「Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer」 jfw-textile-online.com >>> ![]() ![]()
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