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ご挨拶~リアル展への強い要望を受けて JFW事務局長 古茂田 博
来場者数は初日、2日目とも午前中の出足が鈍く、前年を下回りました。バイヤー企業が社内で来場する人数を制限した側面もあるようです。それでも、2日目は雨模様にもかかわらず、午後に入って会場内滞留人数が1,250人を超え、コロナ感染予防対策として3回の入場制限を実施しました。リモートワークは広がっていますが、会場の熱い商談ぶりを見ると、改めて生地を直接見て、触るという対面形式のリアル展の重要性を感じさせられました。 とはいえ、デジタル化への対応も欠かせません。本年5月にスタートしたJFW Textile Online Salon(JTO)をトレンド&インデックスコーナーで紹介し、認知度向上に努めました。リアル展の補完という位置づけですが、英語バージョンなど産地ページの充実を図っており、今後は学習ツールとして利用できるよう動画も導入していく予定です。 なお次回は、SS展は「PTJ2023SS」(2022年5月25日~26日)、AW展は「PTJ2023AW」「JFW-JC2023」(2022年11月1日~2日)を東京国際フォーラム・ホールEで開催いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
高まるサステイナブル意識 JFWテキスタイル事業 統括ディレクター 川島 朗
JFW-JCは日本で唯一の繊維総合見本市として今回30回目を迎え、PTJはビジネス商談会として21回目を迎えました。7日夜には出展者への感謝を込めて、アニバーサリーイベントを開催しました。出展企業による新商品の発表やPR、テキスタイル商談会としてのこれまでの実績が、この展示会を支えてきたからです。 一方、数字には表れていませんが、両展示会は企業や産地間のコラボレーションを促進してきました。ある染色加工企業はハンガーサンプルに加工名だけでなく、生機提供企業名も掲載しています。自社だけでなく、バイヤーに生地メーカーも紹介したいという理由からです。そうした姿勢が、新商品開発における生地メーカーとのコラボに発展した事例もあるようです。糸、生地、染色加工をつなげた新たなチーム作り。日本のテキスタイルは世界に向かってまだまだ羽ばたいていきます。
![]() 19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が9月30日に解除されました。11月に入り気温が低下し、店頭の重衣料販売にも動きが見られています。業界もようやく回復の方向に動きだしたかに見えますが、世界的にはオミクロン株という新型コロナウイルスの新たな変異株の感染拡大が懸念されています。そんな状況下で、「JFW-JC2022」「PTJ2022AW」が開催されました。また、「最近は原油や原料、薬剤、物流費などの価格上昇が激しく、大幅にコストアップしている。自社での吸収にも限界があり、どのタイミングで値上げを表明するか、コロナ以上に悩ましい問題」(出展者)といった事態も迫っています。 それでも、「メールのやりとりばかりだったが、久しぶりのリアル展示会は良かった」「これまで中国素材を使っていたが、国産の生地は新鮮だった」「会場はさまざまな対策をしておりコロナ感染の心配はそうなかった。ほしいものが見つかった」といった来場者の声が聞こえてきました。出展者側からも、「前回よりも目的をもってブースを訪れる来場者が多かった」「集客力に期待して初出展した。新規顧客開拓につながりそうだ」「カバンや傘メーカーの方も来場していた。アパレル以外の分野にも用途を広げられそう」といった手応えを得たようです。
PTJ関連プログラムの「Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう~」では7日に明林繊維(株)<福井産地>の宇随滋章氏が「原料ベースでのサステイナブル」、8日には吉田染工(株)<和歌山産地>の吉田篤生氏が「原料~染色・加工でのサステイナブル」をテーマに講演されました。また、7日のJFW Textileセミナーでは「サステイナブル繊維の認証基準を初歩から学ぼう」をテーマに豊島(株)の平沢希久子氏が講演。サステイナブル関連の情報発信の充実を図りました。 JFW-JC関連プログラムでは8日に恒例の「PIGGY’S SPECIAL」(ピッグスキン・ファッションショー)がロビーギャラリーに特設ステージを設けて開催されました。学生部門には12校が参加。プロ部門では「tactor(タクター)」(山本奈由子)、「MIDDLA(ミドラ)」(安藤大春)、「Re:quaL≡(リコール)」(土居哲也)が作品を披露されました。 7日夜には「30th JFW JAPAN CREATION/21th Premium Textile Japan Anniversary Event 」を開き、JFW-JC10回直近連続出展の9社・団体、PTJ10回直近連続出展11社、PTJ21回連続出展9社にトロフィーを授与しました。
【出展者数】 JFW-JC2022:52件・293社/187.9小間(うち海外2件/5小間) PTJ2022AW:66件/98.5小間(うち海外3件/3小間) 【来場者数】 11,387 人 JFW Textile Online Salon <JTO> ![]() *PTJ2022A/W・JFW-JC2022出展者の提案素材をご覧いただけます。 jfw-textile-online.com >>>![]() ![]() 『Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer』開催に向けては、安全に展示会を開催するために、可能な限りの新型コロナウイルスの感染予防対策を実施し、準備をすすめてまいりますので、参加をご検討ください。
![]() Premium Textile Japan 2023 Spring/Summer
JFW JAPAN CREATION 2023
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