JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
	https://www.japancreation.com/
JFW Textile Fair 2022A/W - No.2 -


INDEX[1] 注目の出展者紹介  JAPAN CREATION 2022

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)主催の「JFW JAPAN CREATION 2022」(JFW-JC)が12月7日から2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されます。新型コロナウイルス禍の中ですが、今回はJFW-JCには52件/293社(うち新規2件)が出展を予定しています。出展者の一部を紹介します。



テクシる(中能登町商工会繊維業部会) <J-50> *初出展

NEO能登上布をPR


石川県のテクシる(中能登町商工会繊維業部会)はJFW-JCにグループとして初出展します。「コロナ禍で販売、生産量が低迷する中、グループで試作開発した新質感素材“NEO能登上布”。その市場での需要動向調査や販路拡大、地域資源である伝統織物“能登上布”のPRを目的に出展」します。

テクシるは、地域の織物開発、製織技術に長けた有志の技術者集団で結成。長く愛されてきた能登上布、先人より受け継がれてきた伝統やモノ作りの精神を尊びつつ、世界に向けた新たな織物開発に挑戦しています。今回紹介する「NEO能登上布」の楊柳&サテンは、天然の麻の良さを活かしながら、イージーケアで快適な着心地を実現。同シリーズのストレッチは、新開発のECOストレッチ糸を使用、適度な肉感と反発性があります。能登上布の伝統紋様をドビーで表現した新質感生地は、和のイメージをモダンに表現しました。

Photo_Index_01_01


一般社団法人富山県繊維協会 <J-41>

SDGs関連の紹介も


富山県繊維協会から16社1団体が出展する予定です。富山県の繊維産業は、長い歴史に培われた伝統技術を基礎とし、織物や経編ニット生地製造、さらには産業用資材などの高機能・高感性なテキスタイルを開発しています。また、スポーツウエアや横編ニットなど優れた製品設計・加工技術を活かし「豊かな社会、快適な生活を目指して」絶えまない商品開発を行っています。

本年度は、高機能スポーツウエアやSDGsに関連した商品などを出展します。SDGsの取り組みでは、使用済み商品の回収や工場で発生する糸くずなどから再生されたポリエステル原料などのリサイクル商品や、廃棄を減らすため必要な量だけ販売するリスク方式やオーダーメイド対応など強化する企業もあります。また、環境問題を意識した天然繊維や自然由来の成分を活用した地球や人にやさしい商品開発も強化しています。今回は、こうした商品を出品予定。また、同協会では、独自のオンライン展示会も並行して開催予定です。

Photo_Index_01_02


浜縮緬工業協同組合 <J-75>

エコも楊柳デニムも


浜縮緬工業協同組合の吉正織物工場(*)は浜ちりめんシルク100%の生地を経緯糸とも自社で作り、製織まで一貫生産しています。和装用小幅生地からアパレル向け110~130cm幅まで対応できます。全工程から化学薬品を排除したエコフレンドリーシルク生地「NecoS」を出品するほか、家庭用洗濯機で洗えるシルク100%生地と同素材を使用した自社ブランドアパレル製品も展示します。

南久ちりめんは撚糸から織物まで一貫生産。様々な撚糸方法で織物の風合いやシボなどをカスタマイズすることに長けています。基本はシルクですが、最近は天然繊維にも取り組んでいます。今回はロープ染色したデニム用の綿糸と自社の水撚りをかけた強撚糸を織り込んだナチュラルなシボ立ちの楊柳デニムを提案。さらっとした肌ざわりで適度なストレッチ性を有します。シルクと麻糸の強撚糸による楊柳モアレなども出品します。

*吉:正しくは「土のしたに口」
Photo_Index_01_03


Bishu Style <J-14>

サステイナブルをPR


Bishu Styleコーナーに出品する五大は、ウールのほか、綿麻絹や獣毛などを絡めたカジュアルベースの生地を提案します。綿ウールオニサージは経ウール緯綿で、凹凸感の大きなサージです。シルク麻タンブラー、綿シルクスエードも出品します。木村員毛織は強撚糸のバリエーションが魅力。ノンミュールジング糸を使ったウール素材や、ウールスーパー原料糸とキュプラを交織した軽く表情豊かな2WAY素材などを紹介します。

時田毛織は国内外に生産拠点があります。原毛から生地仕上げまで環境に配慮したモノ作りを進め、今回は環境配慮型素材、快適性・汎用性素材を準備しています。織物、丸編み、経編みを得意とする中隆毛織は、エコ・サステイナブル商品、高級原料使いや加工を駆使したウール素材、加工や組織による表面変化素材などをアピールします。ケケン試験認証センターは獣毛素材の特徴と各種試験方法などを紹介するほか、サステイナブル社会実現に向けた取り組みをPRします。

Photo_Index_01_04


Milliken & Company Polartec/USA <J-49>

高機能で環境配慮も


米国のPolartecは世界で初めてフリースを開発し、機能素材分野をリードしてきました。25年前からリサイクルフリースを生産し、サステイナブル生産活動を続けています。「高機能+環境にやさしい素材の両立が強み」です。

今回出品する「Power Air」はフリースのように起毛していない新しい断熱材。編地バブル状の1つに繊維が内包されており、空気を閉じ込めて保温性を高めます。起毛していないため、海洋マイクロプラスチック問題にも対応します。「Polartec Alpha」は新しいコンセプトのInsulation。従来のダウン、中綿は吹き出し防止のため、高密度素材、スパンボンドなど必要としますがAlphaは不要。 通気性のよい素材を使えることで保温かつ蒸れない製品が可能です。「Micro Classic」はフリース技術が詰まったベーシックなフリース。軽く、かさ高性があり、保温性や通気性に優れたリサイクル100%素材です。

Photo_Index_01_05





INDEX[2] 12/7(火)・8(水) 東京国際フォーラムにて開催! JAPAN CREATION 2022 / Premium Textile Japan 2022 Autumn/Winter

Photo_Index_02_01   Photo_Index_01_02


JFW(日本ファッション・ウィーク推進機構)テキスタイル事業が主催する「JFW JAPAN CREATION(JFW-JC) 2022」と「Premium Textile Japan (PTJ)2022Autumn/Winter」は、最大限の新型コロナウイルス感染防止策を講じて12月7日~8日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)の展示ホールEにて開催いたします。

コロナ後も注目の集まるサステイナブル・テキスタイルにもフィーチャーし、テキスタイル・アパレル業界の回復の契機になればと考えております。「業界を守る」場としてのJFW Textile 展にご期待ください。




会 期 2021年12月7日(火) 10:00~18:00・8日(水) 10:00~18:00
会 場 東京国際フォーラム ホールE
主 催 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構
【事前来場登録制】事前登録サイト >>>


■ 事前来場登録制 
   新型コロナウイルス感染症予防対策として、招待状を中止し、WEB事前登録での入場とします。ご来場の際には、WEB事前登録が必要です。WEB登録サイトから、申請者情報を入力し、事前に入場証の準備をお願いします。
WEB事前来場登録サイト  >>>
   主催者(JFW)発行のバーコード付き入場証は、点線部分を切って入場証(ネームカード部分)を会場にお持ち下さい。この入場証をお持ちの場合は、事前登録いただく必要はありません。


   当展における新型コロナウイルス感染症予防対策
ご来場・ご出展のみなさまへのお願い >>>


■ JFW JAPAN CREATION 2022 開催概要 >>>
■ Premium Textile Japan 2022A/W 開催概要 >>>




Premium Textile Japan - Special Program -
テキスタイル・ワークショップ ~日本の素材を学ぼう!~
受講申込み受付中



毎回好評のPTJ特別プログラム“Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう!~”を開催します。


 *テーマ:
  “原料ベースでのサステイナブル(福井産地)”
                   講師:明林繊維(株) 宇随 滋章 氏
  “原料~染色・加工でのサステイナブル(和歌山産地)”
                   講師:吉田染工(株) 吉田 篤生 氏


 *開催日時:2022年12月7日(火)・8日(水)各日10:30~:(約60分)

 *開催場所:東京国際フォーラム ホールE-2(PTJ会場)前 レクチャールーム

*受講者募集: アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等に勤務し、商品企画・素材仕入れに携わる職歴5年未満の若手社員
※学生不可

 *募集人数:各回15名



          詳細と受講申し込み >>>

          締切り:2021年11月26日(金)






image_e-MilanoUnica Connect

このメールは、過去にJFW推進機構が主催するテキスタイル展にご来場いただいた方や、JFWジャパン・クリエーションホームページ上にてメルマガ登録をいただいた方、ならびに関係者の方々にお送りしております。
なお、当メールの送信アドレスは送信専用となっております。このアドレスに返信していただいてもご回答をお送りすることはできませんのでご了承ください。お問合せおよびご登録内容の変更や配信停止をご希望の方は、文末のお問い合わせ先へお願い致します。


◆お問い合わせ・発行 : JFWテキスタイル事業 事務局
・ 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-6-10 Giraffaビル6F
・ Mail : info@japancreation.com

◆配信解除ご希望の方は、以下より解除手続きを行ってください。
https://www.japancreation.com/mailmag.html

Copyright(c) JFW Textile Div., All rights reserved.