JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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INDEX[0] JAPAN PAVILION

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INDEX[1] Intertextile SHANGAHAI“Japan Pavilion”2021 Autumn Edition

2021年10月9日~11日 開催 <上海>


10月9日から3日間、中国・上海の中国国家会展中心で、「インターテキスタイル上海(アパレルファブリック)オータムエディション2021」が開催されます。日本からは日本ファッション・ウィーク推進機構主催の「ジャパン・パビリオン」が国際館に出展する予定です。今回は21社/60小間の規模で、このうち新規出展者は2社です。世界的な新型コロナウイルス禍の中、経済回復の著しい中国。3月展でもジャパン・パビリオンには多くの中国バイヤーが訪れ、3日間で約35億円の成約が見込まれました。中国市場への出展者の期待は高まっています。ジャパン・パビリオン出展者を紹介します。



  
会 期 2021年10月9日(土)~11日(月)9:00~18:00
主 催 Messe Frankfurt(HK)Ltd.
中国国際貿易促進委員会紡織行業分会(CCPIT)
China Textile Information Centre(CTIC)
会 場 中國國家會展中心 (上海)
National Exhibition and Convention Center(SHANGHAI)


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INDEX[2] <Japan Pavilion 出展企業をご紹介>

株式会社アイリス ~ 市場の変化に対応 ~


アイリス(上海爱丽丝服装辅料有限公司)はジャパン・パビリオンに10回目の出展となります。3月展にも参加し、「多くのバイヤーの来場があり、新規顧客との商談もできた。春夏企画のシーズンでもあり、商品選定のタイミングも良かった」と話していました。

中国市場では「消費者の物への価値観が高まってきており、今までとは違うハイレベルな要求が高まりつつある。価格ありきからより良いもの・価値のあるものが求められている。その点では当社にとっては追い風と受け止めている」ようです。「ブランドの成長と比例して、中国資材メーカーも同時に成長しており、決して簡単な市場ではないが、市場の変化にスピードを持って対応していく」と、積極的です。6000種30万品目という備蓄在庫があり、発注ロットが小さいのも魅力です。今回は日本製の婦人服向け新作ボタン(ビンテージ)、サステイナブル関連商品などを出品します。

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宇仁繊維株式会社 ~ リスクして1反から販売 ~


「現地スタッフやエージェントの協力により、多くの来場者と商談できた。新規獲得、新商品提案など活気ある展示会だった。多くのピックアップがあり、商談につながった」。2004年から、インターテキスタイル上海展に出展している宇仁繊維は3月のインターテキスタイル上海で、中国市場に確かな手応えを得ました。「ECビジネス市場にも力を入れる中国の販売力は素晴らしい。旧態依然はどんどん変更され、期中企画や期中追加生産が当たり前になってきた。当社の多色多品種・小ロット・備蓄生地が評価されている」と語っています。

出品するポリエステル杢調ジャカードレースは、染め分けによる色の層が豊かで、奥行きのある見え方をします。ソフトで少し肉感もあります。ソフトストレッチ段ボールニットは、ソフトタッチなハイマルチ糸を使用したダンボールニット。シャンブレービンテージタフタは、シャンブレーに染め分けてビンテージ加工を施した表情のある素材です。リスクして1反からします。

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鈴木晒整理株式会社 ~ 欧州メゾンが採用 ~


鈴木晒整理は3月展に続き、インターテキスタイル上海に2回目の出展です。以前から中国向け輸出の実績はありましたが、「新型コロナウイルス禍で出張ができない」と3月展に参加しました。結果は「新規取引先が増えた」と成果を得ました。「今後も中国衣料市場は成長を続けていく」と見ており、現地の臨時エージェントの協力を得て、今回も出展することを決めました。新規顧客開拓とともに、「発注数量が増えることを期待」しています。

同社は日本の加工場として有名で、世界に一つしかない加工もあり、欧州メゾンに生地が採用されています。「量を追わず、質を追求する」が会社のポリシーであり、「綿、麻、レーヨン、シルクなどのオリジナル風合い加工やオリジナル機能加工を得意」としています。また、加工場として短納期対応に優れているのも特徴です。

今回は「起毛商品」「コットン・ウール素材、コットン・シルク素材」「綿の綿毛のような風合いの新加工」を提案します。

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ティーンフォン ~ シルク綿先染めオーガンジー ~


ティーンフォン(TEENFENG)は今年の3月展に続き、2回目の出展です。3月展では「新規顧客の開拓ができた」とし、今回についても「可能性の大きい中国市場に向けて、更なる新規顧客の拡大」を目指しています。

出品するのはシルク綿先染めオーガンジーで、シャリ感と凹凸感が特徴です。キュプラ素材のプリントも提案します。「日本生地を必要とするバイヤー」の来場を期待しています。

同社は、中国シルクの生地生産や製品生産を得意としてきました。中国シルクの白生地の納品からシルクプリント、無地染めも小ロットで供給してきました。中国に協力縫製ラインもあり、製品対応も可能です。こうした日本で企画し、中国生地を日本で加工する、あるいは日本生地を中国で加工するといった、日本と中国の良さを目的に応じて融合させている点に強みがあります。

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株式会社ニッケテキスタイル ~ 欧州での実績を訴求 ~


ニッケテキスタイルはインターテキスタイル上海のジャパン・パビリオンに初めて出展します。「中国市場はまだまだ拡大する。とくに内陸都市の発展はあと5年以上続く。世界の人口の17%を占める大きな市場」と期待しています。「中国のアパレルに日本の梳毛素材が受け入れられるか、確認したい」と初参加します。

今回は世界でも少ない梳毛ウールの後染めを提案。ZQメリノウール使いシリーズ(ニュージーランド産のトレーサブル認証ウール)、プルミエール・ヴィジョン・アワードに2回受賞歴のあるテキスタイルデザイナーが監修した「ビンテージシリーズ」も出品します。同社は紡績から染色整理まで一貫で完結できる生産体制と企画開発力、中国上海の販売拠点と青島の自社生産拠点、長年にわたる欧州ラグジュアリーブランドへの納入実績と信頼が強みです。

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丸佐株式会社 ~ 美濃和紙など出品 ~


丸佐はインターテキスタイル上海に初出展します。中国には現地法人の丸佐(上海)貿易有限公司がありますが、「新規顧客開拓」を目的に参加します。同社は尾州産地で培ってきた短繊維織物の企画力、東レグループの生産背景を活用した幅広いテキスタイルコンバーティング力、一本の糸から縫製品まで一貫した生産ができる提案力が強みです。

今回は美濃和紙を出品します。岐阜県美濃市で1300年の歴史を持つ和紙を原料にしたもので、エコロジー、軽量、天然の抗菌・消臭性、吸湿性・放熱性がある快適な素材です。フルダル異形断面ポリエステルスパン使用の特殊後加工品は、コットンライクでUV(紫外線)カット、イージーケア、合繊ならではの独特の風合いを有しています。中空ポリエステル/レーヨン混紡の2WAYストレッチ織物はかさ高性、保温性に優れ、肌触りが良く、快適なストレッチ性があります。

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