![]() |
![]() |
![]() ご挨拶 ~モノ作りへの熱意が伝わる JFWテキスタイル事業 事務局長 川島 朗 「JFW JAPAN CREATION 2021」、「Premium Textile Japan 2021Autumn/Winter」が11月19日、2日間の会期を終えて無事閉幕いたしました。新型コロナウイルス禍の中で、会場の東京国際フォーラムに多数のご来場をいただき、ありがとうございました。 今年は新型コロナウイルス感染拡大で5月のPTJ展が中止となりました。今回の両展も開催が危ぶまれた時期もありましたが、感染予防対策を徹底し、無事に終了いたしました。このコロナ禍もあって衣料市場は大変厳しい状況が続いていますが、来場されたアパレルや商社などの皆様からは「テキスタイルはやはり現物を見ないと判断できない。久しぶりに生地に触ることができて良かった。探していた生地も見つかった」などの声が届いています。想定以上の来場者となり、出展者もおおむね満足されたことと思います。 ![]() 今回、人材育成コラボレーション「FORM PRESENTATION」は、制作過程において3密が避けらないと判断し、中止しました。来場者の細かな分析はこれからですが、このため学生の来場者数が減りました。しかし、アパレルや問屋・商社の来場数は前年の8割近くが来場されました。海外バイヤーが渡航できない、地方バイヤーにも東京への出張制限があったなどの事情を勘案すれば、業界の21秋冬のモノ作りへの熱意が伝わってくる思いです。 来場者だけでなく、出展者の皆様も地方から出張して来られました。東京の感染者数が増加しており、今回は通常とは異なるリスクを負っての出展となりました。ブースでのアテンドスタッフ制限なども実施しましたが、ご参加に感謝しております。 「JFWサステイナブル・プロジェクト」が今回、スタートしました。トレンド・インデックスコーナーの3割をサステイナブル・テキスタイルが占め、PTJ出展者の47%がサステイナブル・アイコンを表示するなど、サステイナブル・テキスタイルが一堂にそろいました。トレンドコーナーの「慣わしの美」がサステイナブル・テキスタイルコーナーとなりましたが、来場者への案内が十分でなかったことは反省点です。このプロジェクトは継続していきます。来年5月のPTJ展ではそうした点にも留意しながら改善していく所存です。 次回開催の「PTJ2022SS」(2021年5月25日~26日)は同じ東京国際フォーラムで開催いたします。今後ともよろしくお願いします。 ![]() 【出展者数】 JFW-JC2021:47件・242社/168.9小間(うち海外出展者2件・9社/5小間) PTJ2021AW:66件/92.75小間(うち海外出展者4件/4小間) 【来場者数】 総来場者数 12,626人 ![]() 「JFW-JC2021」「PTJ2021AW」 が閉幕 新型コロナウイルス禍の中、11月18日~19日、東京国際フォーラムの展示ホールEで開催された「JFW-JC2021」、「PTJ2021AW」が閉幕しました。今回のJFW-JCの規模は47件・242社・168・9小間(JFW-JC2020は84件・294社・210・3小間)で、企業数で前年比17・7%減、小間数で19・7%減少した。PTJは66件・92・75小間(PTJ20秋冬85件・116・5小間)。件数で22・4%減、小間数で20・4%減。件数・小間数で約2割減となりました。 新型コロナ禍は世界中で拡大しており、最近では2日間で100万人増という恐ろしいペースです。日本も例外ではなく、開催の有無は直近にならないと判断が難しい状況にありました。それでも、可能な限りに感染防止対策を準備して開催にこぎつけました。 ![]() 「テキスタイルはやはり触れないと分からない」「久しぶりの展示会で、現物を見ることができた」など、来場者からは開催を待ちわびていたという声が多く聞かれました。毎年開催しております産学人材育成コラボレーション「FORM PRESENTATION」は今回、制作過程における3密が避けられないため中止となりましたが、19日にはピッグスキン・ファッションショー「PGGY’S SPECIAL」が開かれました。観覧者の入場を制限しましたが、11校の学生のほか、プロ部門では山下達磨、ミハイル・ギニス、中園わたるの3デザイナーによるショーも開かれました。 PTJ関連プログラム「テキスタイル・ワークショップ~日本の素材を学ぼう!」では18日に山梨県郡内産地の株式会社槙田商店・槙田哲也取締役工場長がジャカードを、尾州産地の中隆毛織株式会社の木村正人代表取締役社長が丸編・経編について解説されました。 ![]() 今回から「JFWサステイナブル・プロジェクト」が始動しました。オーガニック原料30件、リサイクル原料28件、バイオベース原料16件、アニマルケア原料6件、製造工程21件、非有害化学物質7件、企業認証10件と、国内最大級の規模でサステイナブル・テキスタイルがそろいました。「コロナ後はサステイナビリティーの潮流が高まるといわれているので、どのような生地や製造方法があるのか、興味を抱いて来た」という来場者もおられました。 とはいえ、新型コロナ禍による未曽有のアパレル不況という現実もあります。このため、「バイヤーはまず価格を聞く。調達コストが制限されているのだろう」(出展者)という声もありました。足元が厳しいだけに、サステイナブル素材が“マスト”になるには、「消費者の意識変化が必要。それがアパレルを後押しする」(出展者)と期待をつなぎます。サステイナブル・プロジェクトは業界全体の啓発活動という役割もあります。 新型コロナに負けず、テキスタイルビジネスを持続可能なものに――そんな願いが詰まった2日間でした。 ![]() ![]() 出展エントリー受付中! 2021年5月開催 ![]() 『Premium Textile Japan 2022 Spring/Summer』開催に向けては、安全に展示会を開催するために、可能な限りの新型コロナウイルスの感染予防対策を実施し、準備をすすめてまいりますので、参加をご検討ください
エントリー締切り:2020年12月18日(金) >>> 詳細とエントリー ![]() Premium Textile Japan 2022 Spring/Summer ![]()
JFW JAPAN CREATION 2022 ![]()
|
|
||
![]() |