JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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INDEX[0] JFW Textile Fair 2021A/W - No.7 -


「JFW JAPAN CREATION 2021」「Premium Textile Japan 2021Autumn/Winter」は、11月18~19日、東京国際フォーラムの展示ホールE-1・2にて、最大限の新型コロナウイルス感染防止策を講じて開催いたします。




INDEX[1] サスティナブル素材に取り組む - Part 3

~ピッグスキン ファッションショー~


JFW-JCの関連プログラムとして「PIGGY’S SPECIAL(ピッグスキン・ファッションショー)」(東京都:東京製革業産地振興協議会 主催)が、今回も会場のロビーギャラリーに特設ステージを設けて開催されます。11月19日は午後1時から3回、学生部門は専門学校11校が参加、プロ部門は、「NAPE_」(ネイプ)、「MICHAIL GKINIS AOYAMA」(ミハイルギニスアオヤマ)、「CHONO」(チョノ)が登場。この3ブランドを紹介します。
photo_PIGGY’S SPECIAL 2020
Photo: PIGGY’S SPECIAL 2020

※今回は、感染防止対策の観点からピッグスキン・ファッションショーの「入場申込み受付」は行いません。




NAPE_(ネイプ) デザイナー:山下 達磨 氏

ポジティブなレザーを知ってほしい


photo_山下 達磨 氏

山下達磨デザイナーは昨年のPIGGY’S SPECIALにも「サステイナビリティーの再考」をテーマに参加されました。今回は「第九世界主義」をテーマにします。

「古代ギリシャの頃から、意識のあるところに人権がある、といわれている。最近でもブラック・ライブ・マターのように黒人差別問題があります。レザーも動物愛護の観点からアンチの人がいます。しかし、豚革は食肉の副産物であり、生産工程で出るコラーゲンは化粧品などにも有効活用されている。そうしたレザーのポジティブな面を、ファッションを通じて多くの人に知ってもらいたい」と参加されます。

山下デザイナーは豚革の様々な加工方法にも関わってきました。昨年は染色加工技術によって表情が変わることを追求しました。今回はウオッシャブルレザーとカットソーとのコンビネーションのほか、「染色ではなく、プリントや革にカットを入れることで、違う見え方にするといった手法にも注力」しています。「ピッグスキンをより多くの人に手に取ってもらいたい」と、ショー開催に期待しています。





MICHAIL GKINIS AOYAMA(ミハイルギニスアオヤマ)
デザイナー:ミハイル ギニス 氏

未来的手工業のモノ作りで


「MICHAIL GKINIS AOYAMA」は、ギリシャ出身のデザイナーのミハイル ギニス氏と、プロデューサーのギニス青山祐子氏のユニット。着物に代表される日本文化と古代ギリシャの平面的な服の構造を現代化し、1枚で何通りにも着ることのできる「着るARTストール」を発信しています。

ピッグスキンとの出会いは10年前のPIGGY’S SPECIAL。以来、ストールにピッグスキンを取り入れています。ピッグスキンは通気性がよく、軽く、薄い。しかも、様々な加工方法があり、組み合わせの仕方は無限大。その組み合わせに欧州のセンスを生かすことで、消費者に感動をもたらすストールを作っています。

「9月に等々力渓谷の駅近くに直営店舗を設けた。お客さんはピッグスキンのストールに驚いて、ファッションに目覚めたと話す人もいた」。「テクノロジーと匠の技(手作業)による未来的手工業のモノ作り」が評価されています。産地も疲弊しているなか、「素材とデザイナー、それをほしいという消費者の循環が大切。職人のモノ作りの技術を世に出すお手伝いがPIGGY’S SPECIALでの役割」と話していました。





CHONO(チョノ) デザイナー:中園 わたる 氏

加工による意匠性を訴求


photo_中園 わたる 氏

中園わたるデザイナーは2014秋冬から日本の産地でのモノ作りに特化したウィメンズブランド「CHONO」を立ち上げました。皮革を扱うのは今回が初めて。「ピッグスキンを東京で生産していることを知り驚いた。実際、工場を訪問すると、数々の加工方法があり、その加工で表情が変化することに二重に驚いた」と語っていました。

これまでは布帛中心でした。いろんな織物産地を訪ねてきました。ピッグスキンは「軽い、薄い、柔らかい」といった素材特長に、「表現力の高い加工技術」との組み合わせが魅力です。今回は女性らしいフェミニンさを追求。キャミソール型のワンピースをはじめ、スカート、ブラウス、ブルゾンと幅広いアイテムで11体を制作します。加工の面でも、プリント、刺しゅう、エンボス、型押しメッシュなどで意匠性を出します。

新型コロナウイルス感染拡大で、中園デザイナーが予定していた20秋冬の展示会出展は中止となりました。このため、インスタグラムでのライブなど、オンラインとSNSでの配信を続けてきました。「ようやく実売期となり、どこまで消化できるか」が気になりますが、ネット販売は昨年以上に好調のようです。「PIGGY’S SPECIALを通して、多くの人にブランドを知ってほしい」と期待しています。





INDEX[2] JFW JAPAN CREATION 2021 / Premium Textile Japan 2021 Autumn/Winter

image_JFW-JC 2021 Premium Textile 2021A/W


「JFW JAPAN CREATION 2021」「Premium Textile Japan 2021Autumn/Winter」は、最大限の新型コロナウイルス感染防止策を講じて開催いたします。



会期 2020年11月18日(水)10:00~18:30・19日(木)10:00~18:00
会場 東京国際フォーラム ホールE
主催 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構


■ 完全事前登録制  


※新型コロナウイルス感染症対策として、招待状を廃止します
ご来場の際には、必ずWEB事前登録が必要です。WEB登録サイトから、申請者情報を入力し、事前に入場証の準備をお願いします。


Web事前来場登録サイト  >>>

※主催者(JFW)発行のバーコード付き入場証(招待状)は、点線部分を切って入場証(ネームカード部分)を会場にお持ち下さい。


■ JFW JAPAN CREATION 2021開催概要 >>>

■ Premium Textile Japan 2021A/W開催概要 >>>


当展における新型コロナウイルス感染症予防対策
ご来場・ご出展のみなさまへのお願い >>>




JFW TEXTILE VIEW 2021 Autumn/Winter

photo_極みの美
photo_破天荒の美
 
photo_精霊の美
photo_慣わしの美


JFW TEXTILE VIEW 2021AW テーマ&カラー >>>>









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