JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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INDEX[0] JFW Textile Fair 2021A/W - No.2 -

INDEX[1] 注目の出展者紹介

JFW(日本ファッション・ウィーク推進機構)テキスタイル事業が主催する「「JFW JAPAN CREATION(JFW-JC) 2021」が11月18~19日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)の展示ホールEで開催されます。

関連プログラムの「ピッグスキン・ファッションショー」、「テキスタイルワークショップ」は例年通り行われますが、人材育成コラボレーション「フォルムプレゼンテーション」は3密を避けられないため、今回は中止となりました。

JFW-JC2021の出展者の一部を紹介します。





播州織 公益財団法人北播磨地場産業開発機構 <J-13> *初出展

デジタル+サステ


兵庫県の中心部、北播磨地域で生産されている先染織物「播州織」の北播磨地場産業開発機構では、過去東京をはじめ数十年にわたり単独展を開催してきましたが、今年度は、「新規顧客開拓、異業種への提案、産地の認知度アップ」を目的に、JFW-JCに出展します。参加企業は16社・1団体です。

今回はコロナ感染防止対策で小間内アテンドの人数に制限があるため、「会場にパソコンを2台設置し、Zoomにより産地企業とつないで説明などができるようにする」取り組みを計画しています。また、生地にはQRコードを付け、生産企業のホームページにつなげます。

また、試作チームを設けて開発したサスティナブル素材、抗菌・抗ウイルス加工生地などを提案します。更に「播州織総合素材展2021」サイトを設け、10月中旬をめどに各社一押しの出展品の事前紹介も予定しています。


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一般社団法人北いわてアパレル産業振興会 <J-14>

幅広いアイテムと専門技術


北いわてアパレル産業振興会のJFW-JC出展は2年ぶりとなります。北岩手の縫製業者17社の出展で、毎回8~10人で対応しますが、今回は新型コロナウイルス感染防止もあり、最低限の人数での対応となります。とはいえ、「JFW-JCにはアパレルから素材や品質などの目利きのできる人や決定権のある人が来られる。学生もアパレルに入社したときに、北岩手の縫製業を思い出してくれる」と期待しています。

コロナ禍で「マスクや医療用ガウンの仕事が回ってこなかったら、大変な事態になっていた。本業の半分がそうした仕事でしのいでいる企業もある」と厳しい状況が続いています。それでも北岩手の縫製業は婦人重衣料からドレス、フォーマルウェア、子供服、紳士服、イージーオーダー、ユニフォーム、トレーニングウエア、武道着など幅広いアイテムを生産しています。「各社がそれぞれの分野で専門性のある高い技術力を持っている」。これを広く訴求するために出展します。


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Bishu Style <J-15>

もともとサステ素材


Bishu StyleはJFW-JCに9社(7社2団体)が出展します。尾州産地の強みは糸から染色整理まで製造工程が産地内にそろっていること。北陸など他産地との交流もあり、新しいモノ作りも進んでいます。今回もウールにかかわる様々な企業が参加します。

ウール生地の切れ端や中古のウール製品を原料にした再生ウールもありますが、ウールはもともとサスティナブル素材で、生分解性があります。ツイードやフィッシャーマンセーターのように長く着用できる点では、エシカルファッション素材でもあります。しかも保温、撥水、燃えにくい、消臭などの機能も備えています。今回は「ベンベルグ」との複合素材や綿ウール、シルクウールなども出品します。

「継続出展しているのは、それだけのメリットがあるから。テキスタイルだけでなく、関連する業界を広く知っていただきたい」と話していました。


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一般社団法人富山県繊維協会 <J-40>

サステな取り組み紹介


今回のJFW-JCには、富山県繊維協会から17社ほどが出展する予定です。富山県は絹、綿、麻の織物の伝統的技術をベースに、合繊織物やニット生地製造、さらに産業用資材、水着やインナーなどの高伸縮生地などの開発で発展してきました。アパレル分野では横編みニット製品やスポーツウエアなどを供給するため、編み織り、染色、縫製など総合産地となっています。

サスティナブルへの取り組みでは、再生ポリエステル使用といった動きが一般ですが、工場で出た糸くずなどを原料にした糸を使うといった企業や、染色加工をあえて北陸圏内で行うことで輸送時のCO2削減に取り組んでいる企業もあります。

コロナ禍ではミヤモリニットが地元の自治体や学校関係に水着素材を使った自社製マスクを寄贈しました。今回の展示会では、富山県で生産されたマスクも出品されそうです。


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栃尾織物工業協同組合(日本絹人繊織物工業会) <J-75>

ポリ乳酸繊維も紹介


栃尾織物工業組合は5月に東京・表参道で産地展を開いて春夏物商談を進め、11月のJFW-JCで新規顧客を広げるという年間スケジュールでした。しかし、今年はコロナ禍で5月展が7月、さらに8月上旬に延期されましたが、再び感染者数が増加傾向になったため、見送りとなりました。それだけに「新規開発商品の発表の場」としてJFW-JCへの期待は大きいものがあります。

同産地の強みは「あらゆる素材の複合。しかも先染めでも対応できること。経フィラメント、緯フィラメントも可能で、小ロット、短サイクルにも対応する」ことです。衣料向けだけでなく、3年前からカーテン、クッション、椅子張り、ランプシェードなどインテリアや雑貨分野にも広げています。

サスティナブル関連ではポリ乳酸繊維の複合素材開発を2、3年前から進めており、今回発表する予定です。


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INDEX[2] 11月18日(水)- 19日(木) 東京国際フォーラムで開催!

image_JFW-JC 2021 Premium Textile 2021A/W


「JFW JAPAN CREATION 2021」「Premium Textile Japan 2021Autumn/Winter」は、最大限の新型コロナウイルス感染防止策を講じて開催いたします。

新型コロナウイルス感染の拡大で、5月の「PTJ2021S/S」は中止となりました。この間、緊急事態宣言の発令により4~5月は百貨店など大型商業施設が臨時休業・時短営業となり、衣料品は大幅に売り上げを落としました。消費者も外出を自粛し、在宅勤務が定着する企業も増えています。消費マインドの低下、在庫増など、日本だけでなく世界的に衣料品業界は厳しい状況にあります。

そうした中で、1年ぶりに開催される両展示会。オンライン商談では触れることのできなかった生地に、リアル展示会として直接触れることができます。出展者にもようやく新商品を訴求する場が戻って来ます。



会期 2020年11月18日(水)10:00~18:30・19日(木)10:00~18:00
会場 東京国際フォーラム ホールE
主催 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構


■ 完全事前登録制  


※新型コロナウイルス感染症予防のため、全ての招待状を廃止します
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当展における新型コロナウイルス感染症予防対策
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Photo:JFW Textile show 2020AW





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