2019年9月25日~27日 開催(上海)
「インターテキスタイル上海Apparel Fabrics Autumn Edition 2019」が9月25日~27日に、中国・上海の中国国家会展中心で開かれます。前回展では約78,000名のバイヤーが訪れ、終日活発な商談が交わされた。中国国内での高級素材への需要はますます高まり、国際館は特に人気が高く、Milano UnicaエリアとJapan Pavilionには多くのバイヤーが訪れる。
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)は、今回も国際館内にジャパン・パビリオン(JP)を設け、30社/85小間(765sqm)の規模で出展する予定です。
会 期
2019年9月25日(水)~27日(金)9:00~18:00
主 催
Messe Frankfurt(HK)Ltd. 中国国際貿易促進委員会紡織行業分会(CCPIT) China Textile Information Centre(CTIC)
中國國家會展中心 (上海) National Exhibition and Convention Center(SHANGHAI)
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Japan Pavilion 2019 Autumn Edition
出展場所
国際館内(Hall 5.1)
出展規模
ビジネスコーナー+ジャパン・トレンドコーナー 30社/85小間(765m²)
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)
経済産業省、独立行政法人日本貿易振興機構
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開催概要 >>>
<新規出展企業 5社をご紹介>
朝日ファスナー株式会社 ~「WALDES」訴求~
朝日ファスナーは「中国市場でも“WALDES”のブランドが知られてきた。どこで買えるかといった問い合わせもある。今回、中国市場を開拓するため、初出展することにした」。「大量生産で低価格のジッパーは志向しない。今回はWALDESに絞って訴求したい」と意気込みます。
WALDESは1930~1950年代のジッパーをリアルに復刻したビンテージジッパー。ジッパーの中でも一番古い製法でエレメント(務歯)素材のアルミ、丹銅、洋白といった非鉄金属を使用。プレス形成されたエレメントは重厚感があり、メッキを施していないため、素材の経年変化が楽しめるという。こだわりはジッパーのテープ部にも見受けられ、綿糸を昔ながらの力織機で製造しています。銅の配合などにもノウハウがあり、中国のビンテージファンの獲得を目指します。
株式会社日東ボタン ~エコ商材をアピール~
日東ボタンはこれまでインターテキスタイル上海に、現地支店が中国の地元企業が集まるエリアで出品していました。「日本市場はパイの伸びが期待できない。海外市場の開拓が不可欠。中国は世界の縫製産地であり、期待している」と話していました。中国企業エリアに比べ、ジャパン・パビリオンの方が「中国企業へのアピール力が強い。客層も異なり、効率的な商談ができる」と参加しました。
ボタンはプラスチック製ですが、同社はさとうきびの搾りかす(バガス)を30%混ぜた「BGスコッチ30」を提案。また、パルプが30%入ったプラスチック樹脂を使った「スコッチバイオ30」も出品します。
「エコなボタン。欧州ではエコの意識が高い。欧州ほどではないが、日本でもエコは浸透してきており、これから広がるのでは。中国でもエコなボタンへの関心は高いと思う」。価格は通常品と同じに抑えています。
増井株式会社 ~現地にパートナー~
「昨年11月に、中国・広州の企業と代理店契約を結んだ」と増井。相手はダウン用の糸や生地を製造する会社ですが、高級品を手掛けるため、増井の中国での代理店となりました。3月のインターテキスタイル上海では、同代理店がブース出展しましたが、「客層は中国品を求める顧客が多く、価格面で合わなかった。このため、今回のインテキ上海では当社がジャパン・パビリオンに初出展することになった」という経緯です。
増井はレーヨン長繊維を中心にした生地を得意とします。今回は化合繊中心の生地提案ですが、和歌山(綿)、北陸(ポリエステル、レーヨン)で作ったカットソーも出品します。価格は1m=800~1500円の商品です。
「中国市場は協業できるパートナーが重要と考える。現地で取り組む相手がいるので、やりやすい」と、商談に期待しています。
株式会社近藤紡績所 ~製品で見せる~
「全て製品でお見せしたい」と、近藤紡績所。中国・青島には、青島藤華紡織、青島近藤紡時装、青島彩美印花と自社工場があります。編み立て、染色、プリント、縫製ができ、製品での提案ができるのが強みです。
「これまで青島の展覧会に出た経験はあるが、インターテキスタイル上海に単独出展するのは初めて。中国企業や欧州企業に見てもらい、どういう反応か確かめたい」とういう目的です。「せっかくいい商品を作っても、日本の衣料市場が苦戦しているため、国内ではなかなか商談に結びつきにくい」と、海外バイヤーに期待しています。
今回は綿の中番手を中心に、プレーンな生地でも高品質なものを製品化します。青島の事業所の紹介とともに、日本企画・中国生産の提案を行い、製品での納入にも対応します。
高島織物工業協同組合 ~「高島ちぢみ」を紹介~
高島織物工業協同組合は、滋賀県高島地域の織物産業に従事する機業が属する組合組織です。名産の「高島ちぢみ」は、江戸時代の天明年間(1781~89年)に、農家が冬場の副業として始めたのが最初。緯糸に強い撚りをかけて、布の表面にシボというしわを作りました。肌に触れる面積が小さく、夏に合うさらっとした着心地となり、パジャマや肌着に使用されています。最近はファッション分野でも使われています。このため、「地域団体商標」としても認定されています。
「日本国内だけでなく、海外にも活路を拓きたい。これまで大きな展示会に出る機会がなかったが、今回は高島晒協業組合を中心に、機業5社が出展」します。クレープ、楊柳といった生地のほか、プリントや染めを施したものなど約200点を出品。現地での販売には「日本の商社の協力を得ることも検討」しています。会場では産地の生産工程をモニターで流すといったことも予定しています。
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