JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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INDEX[0]JFW Textile Fair 2019A/W
JFW JAPAN CREATION 2019・Premium Textile Japan 2019 A/W

INDEX[1]JFW JAPAN CREATION 2019 Premium Textile Japan 2019 Autumn/Winter

  ありがとうございました!



ご挨拶 ~ 来場多数、今回も盛況な商談会に

JFWテキスタイル事業 事務局長 川島 朗



photo_JFWテキスタイル事業 事務局長 川島 朗

「JFW JAPAN CREATION 2019」(JFW-JC)、「Premium Textile Japan 2019Autumn/Winter」(PTJ)が11月22日、2日間の会期を終えて無事閉幕いたしました。会場の東京国際フォーラムに多数のご来場をいただき、ありがとうございました。

 

国内衣料市場は依然として厳しい状況にありますが、新しい素材、企画アイデアを探すアパレル、商社、小売業の素材調達担当者、デザイナー、雑貨メーカーなどの方々にご来場いただきました。海外からの来場者も中国・アジア以外の国のバイヤーも増えています。日本最大のテキスタイル展示会として何か新しいものを求める動きにお応えできれば幸いです。出展者の方々にもおおむね満足していただけたように思われます。

 

世界の潮流としてサスティナビリティ(持続可能性)があります。今回の出展者の提案にもエコ素材や地球環境にやさしい製造など、サスティナブルな発信が多く見られました。欧州に輸出するテキスタイルメーカーは「欧州市場で体感したことを伝えたかった。サスティナビリティはトレンドではなく、社会的な問題。日本はまだそうした意識では遅れているが、いずれ変わってくる。それまで腰を据えて提案していきたい」と語っておられました。別の出展者も「サスティナブル関連素材は海外からの来場者に反応があった。これからも提案を続けていく」と話していました。

 

関連プログラムとして人材育成産学コラボ「第12回フォルム・プレゼンテーション」(繊維ファッション産学協議会主催)は「播州織」をテーマにロビーギャラリーで8校8グループが作品を発表しました。東京都と東京製革業産地振興協議会の「ピギーズスペシャル(ピッグスキン・ファッションショー)」も開かれました。業界人となり5年未満の商品企画従事者を対象にした「テキスタイル・ワークショップ~日本の素材を学ぼう」も6回目となりました。今後も業界の発展のために内容を検討・強化刷新していきます。

 

来年1月には日本貿易振興機構主催(運営事務局JFW)の「Japan Textile Salon in NYC」が米国・ニューヨークで開催され、2月にはイタリア・ミラノで「The Japan Observatory at Milano Unica 2020SS」が開催されます。3月は中国・上海での「インターテキスタイル上海・日本パビリオン」が控えています。

次回の国内展「Premium Textile Japan 2020Spring/Summer」は来年の5月21日から2日間、東京国際フォーラム展示ホールEで開催します。今後ともよろしくお願いします。



【出展者数】
   JFW-JC2019:282社/212.8小間(うち海外出展者3件、19小間)
   PTJ2019AW:82件/118.1小間(うち海外出展者4件、4小間)


【来場者数】総数 17,220人



photo_JFW JAPAN CREATION 2019 Premium Textile Japan 2019 Autumn/Winter 02


「JFW-JC 2019」「PTJ2019AW」 が閉幕


~日本で一番の期待に応える~



「JFW-JC2019」、「PTJ2019AW」が多くの来場者を招き、盛況のうちに閉幕しました。

JFW-JCは産地組合ブースを主体に、新商品の発表など幅広い素材を提案しました。「テキスタイル展示会としては日本で一番。出展者が真剣のモノ作りを行っている」(アパレル)、「各産地の特色がわかりやすい」(アパレル)、「様々な素材があって面白い」(商社)、「知らなかった素材や加工を見ることができた」(学生)と、来場者の満足度も高かったようです。今回は新規・復活出展者が多かったのも特徴でした。海外からの出展者は「ベトナムで生産するリサイクルポリエステルを日本で広げたい」(台湾・FORMOSA TAFFETA社)と意欲的に商談を進めていました。

 

PTJもエコ素材などを意識的に提案する出展者が多く見られました。山陽染工は和紙やオーガニックコットンなどのエコ素材や、有害物質を使わない染色方法などを訴求。「多くの来場者が訪れた」ようです。落合レースは「作れないものを作ることが、顧客を確保することにつながる」と、新作のレースなどを発表しました。



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JFW-JC関連プログラムの人材育成産学コラボ「第12回フォルム・プレゼンテーション」(繊維ファッション産学協議会主催)は「播州織」をテーマにロビーギャラリーで8校8グループが作品を発表。会場で作品をプレゼンテーションした学生は「最初は緊張したが、いい機会だった。播州織物を加工するのに苦労したが、生地にこれだけ向き合ったのは初めて」と、新たな経験を積んだようです。

22日の東京都と東京製革業産地振興協議会の「ピギーズスペシャル(ピッグスキン・ファッションショー)」も、集客力のあるロビーギャラリーの特設ステージで開催したことで、多くの来場者を集めました。



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「テキスタイルワークショップ~日本の素材を学ぼう」は、21日が播州産地(コットン)の紹介として播・鬼塚創氏、22日は福井産地(合繊)の第一織物・吉岡隆治氏が講師としてレクチャーしました。

播州産地に移住して6年目という鬼塚氏は自身が撮り溜めた写真スライドを使って産地の生産工程を紹介。職人の人との対話から新しい素材を生み出す魅力を語り、受講者の共感を呼びました。吉岡氏は福井産地や織機の説明をした後、大ヒットしたポリエステル超高密度織物を作った経験談を話され、「普段聞くことのできない話に感動した」(受講者)と、業界の若手たちを刺激したようです。



photo_JFW JAPAN CREATION 2019 Premium Textile Japan 2019 Autumn/Winter 05





INDEX[2]2019年度 JFWテキスタイル事業スケジュール

■国内展

Premium Textile Japan 2020 Spring/Summer

  photo_logo_PTJ

会期:2019年5月21日(火)・22日(水)
会場:東京国際フォーラム ホールE

  ※出展エントリー受付:12月3日(月) 開始予定

JFW JAPAN CREATION 2020

  photo_logo_JFWJC

会期:2019年11月19日(火)・20日(水)
会場:東京国際フォーラム ホールE
■同時開催
Premium Textile Japan 2020 Autumn/Winter



■海外展

□Milano Unica

    “The Japan Observatory” at Milano Unica 2020 Spring/Summer

  photo_logo_Milano Unica

会期:2019年2月5日(火)~7日(木)
会場:Rho Fieramilano
   ※エントリー受付終了


□Intertextile Shanghai Apparel Fabrics

    Japan Pavilion 2019 Spring Edition

  photo_logo_Japan Pavilion

会期:2019年3月12日(火)~14日(木)
会場:中國國家會展中心(上海)
   ※エントリー受付終了






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