JFW Textile News 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 
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INDEX[1]Premium Textile Japan 2019S/S - No 4 -


INDEX[1]Premium Textile Japan 2018 Spring/Summer

   ありがとうございました!



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ご挨拶 ~海外も注目する日本のテキスタイル

JFWテキスタイル事業運営委員長 貝原 良治


photo_JFWテキスタイル事業運営委員長 貝原 良治

「Premium Textile Japan 2019Spring/Summer」が5月10日、東京国際フォーラムのホールE-1で、2日間の会期を終えて無事閉幕いたしました。多数のご来場をいただき、ありがとうございました。今回は94社(125.1小間)の出展となりました。多数の応募申し込みの中から、13社が新規出展しました。これは新規として通常の倍の規模で、カットソーなど素材のバリエーションも広がりました。会期中、雨や低温に見舞われましたが、来場者数は5,987人と前年を3%上回り、会場では活発な商談が行われました。

 

出展者もPTJ出展に高い意識を持って取り組んでおり、今回も新しい開発素材が多数発表されました。最近のアパレル来場者の増加傾向は、差別化された素材を求めるという市場ニーズが背景にあります。それに対応できるだけの技術、品質、豊富な素材提案を行ってきたからこそ、アパレルの来場者増につながっているのだと考えます。

今回、PTJに来場されたMilano Unica(MU)のエルコレ・ボット・ポアーラ会長は「日本のテキスタイルのクリエーション力は非常に高い。MUに出展する“The Japan Observatory(JOB)”は、今ではMU全体の中で重要なポジションを占めている。日本企業はメード・イン・ジャパンにもっと誇りを持ってアピールしていくことが大事だと思う」と、感想を述べておられました。会場ではロシアや欧米の方も散見され、中国を含めて海外のバイヤーも日本素材に注目しています。

 

一方、分業によって成り立ってきた日本の産地は、採算が悪い、後継者難などの理由で染色など一部の工程を担う企業が廃業しています。一つの産地でモノ作りができず、他産地の機能を利用するなど産地間をまたがって生産するようになりました。短納期に対応するためには、産地内で企業がグループ化して仕事を受けるといったことも必要になっています。より良い素材を開発するためには「競争」が大事です。しかし、産地間連携、企業同士のコラボレーションなど、「協業」も重要な時代です。PTJは商談の場ですが、出展者同士が互いに生産面でコラボしていく契機の場にもなります。新素材開発だけでなく、産地を継続していくためにも、生産面での連携が期待されます。

 

なお次回の「Premium Textile Japan 2019Autumn/Winter」、「JFW JAPAN CREATION 2019」は11月21日から2日間の会期で、東京国際フォーラムのホールEで開催します。今後ともよろしくお願いします。


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「PTJ2019 Spring/Summer」閉幕

~デニムとニットのワークショップも~


第15回目となる「PTJ 2019Spring/Summer」が5月10日に閉幕しました。「JFW TEXTILE VIEW 2019SS」では「ムーンナイト・ダイバー」(139点)、「イノセント・ラブ」(142点)、「自然環境実験室」(141点)、「スパイシーな日常」(134点)の4つをテーマにし、会場入り口のトレンドコーナーに展示しました。このトレンドコーナーの両サイドにインデックスコーナーを設け、267点を紹介。来場者がストレスを感じずに見られるよう導線を工夫し、来場者を迎えました。

 

PTJ2017S/S展から開始した「テキスタイル・ワークショップ~日本の素材を学ぼう!」は今回、デニム(備後産地)とニットファブリック(和歌山産地)をテーマにしました。9日にはカイハラの貝原良治会長、10日には紀南莫大小工場の南方敏伸副社長が講演されました。各回、約20人の商品企画・素材仕入に携わる若手社員(職歴5年未満)が特設レクチャールームで聴講しました。日本の22の繊維産地概要も説明しましたが、春夏展とあって、遠州、湖東、播州、備後、和歌山産地については、生地幅、価格、ロットなどについても言及しました。
日本ファッション産業協議会の「J∞QUALITY」とも取り組みました。会場内にPRブースを設けたほか、ブースの社名板やガイドブックにJ∞QUALITY認証企業を示すアイコンを追加しました。今回、19社が認証企業でしたが、次回もこのアイコンを表示する予定です。

 

出展企業からは「今回はスカーフの素材を麻にしたが、反応が良かった」「新素材発表の場とし考えている。今回もいろんな意見を聞くことができた」といった声のほか、「食事をする時間がない」といううれしい悲鳴も聞かれました。「海外バイヤーがますます増えている」「アパレル以外の雑貨関係の来場も多い」とコメントする出展者もおられました。

海外からは韓国4社、中国、トルコ、タイから1社ずつ出展しました。初出展の韓国のTOP TEXTILE社はプリントを提案しました。これまでは欧州向けが中心でしたが、自社の企画力をアピールしました。中国のJ VIEW FASHION社は毎回人気のブースですが、ナチュラルカラーに代わり、エネルギッシュなピンクがコレクションに反映されました。海外組も意欲的です。



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出展エントリー受付中!!

INDEX[2]Premium Textile Japan 2019 Autumn/Winter JFW JAPAN CREATION 2019


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2018年11月同時開催

会 期

2018年11月21日(水)10:00~18:30
                  22日(木)10:00~18:00

会 場

東京国際フォーラム ホールE


PTJ2019AW 出展募集概要 >>>

JFW-JC2019 出展募集要項 >>>

      ※出展エントリー締切り:6月8日(金)




 

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