2015年にスタートした、ジャパン・パビリオンスプリングエディションは3回目の春を迎えました。オータムエディションほどの規模ではありませんが、中国国内にも基盤を置き、着実にビジネスを拡げている精鋭企業が集結しました。
現在のJPは国際館の中でも特に人気が高く、隣接する他国のパビリオンから羨ましがられる程になっています。数千の出展企業の中から日系企業を選んで訪れる理由の1つは“素材のバリエーションの豊富さ”。合繊(ファッション系、機能系)、綿・ウール・シルクなどの天然繊維、更にカットソーやプリントやデニム、レースやエンブロイダリーや副資材など多岐に渡る商材群を網羅するパビリオンは他にはありません。また、1番大事なのは“他にはない素材”を発信し続けている点。突き抜けて良いものや独自性を追求した素材を作り出す日本企業は、近年差別化を志向する中国アパレルの関心の的となっています。素材のクオリティ面だけでなくコンバーターを中心とした“即納が可能な備蓄販売機能”や、トラブルでも逃げない“信用性”も日系企業の大きな強みとなっています。 |