この度、JFW-JCをはじめとするJFWOテキスタイル展示会を運営する一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)と、Preview in Seoulを運営する韓国繊維産業連合会(KOFOTI)との間で、両国間の貿易交流の促進と、両団体のトレードショー分野において、両者のマーケットと展示会に関する情報を交換し合うべく、密接な連携を図り、「両団体の展示会へ相互の訪問視察を促進させる」「相互の包括的マーケティング活動をおこなう」などの活動に対する産業協力に努めるものとするという要旨のMOUを締結した。
2000年に始まり今回で13回目を迎えるPreview in Seoul。今回、KOFOTIからの招待としてJFWプロモーションブースを初出展した。以前からJFW-JCやPTJの国別海外来場者数では圧倒的に韓国が1位だったことから、韓国で有効なプロモーションを行える「場」を探していたが、今回のKOFOTIとのMOU締結により、念願の韓国でのプロモーションの場を得る事になった。今回、PISに持ち込んだ素材は、日本の紡績・織/編・加工技術を駆使した最新素材を特別編集したもので、来場者の関心を大いに集めた。ブースには、アパレルをはじめ商社、輸出・輸入業、テキスタイルメーカー、学生など約450名が訪れた。来場者は展示素材を手に取り、カラフルな色目や柄のある素材、ジャカード、機能素材、肉厚感のあるファンシーツイードなどの人気が高かった。尚、11月のJFW-JCには、昨年に続いてKOFOTIが組織した16社による韓国PavilionとKOFOTI広報ブースが出展する。
2011年3月11日の大震災は、国内最大の縫製基地である東北地方に甚大な被害をもたらしました。同地域には、技術力のある縫製工場が多数存在していますが、震災後の原発事故以降、風評被害を被るなど、現在も予断を許さない状況が続いています。
そこで、復興支援の一環として、世界から評価の高い日本の中小企業テキスタイルメーカーを集積したテキスタイル展「Premium Textile Japan 2013A/W」において、東北地方の縫製工場及び素材・素材関連企業に焦点を当てたビジネスマッチングの場、「東日本復興支援コーナー」を展開します。