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INDEX[1]JFW Textile shows 2012AW 「JFW-JC2012」&「PTJ2012AW」が10月開幕 「Truthful Wisdom」テーマに

「JFW JAPAN CREATION 2012」が10月12日〜14日、東京ビッグサイト西4ホールで開催されます。192件/229小間の規模で、テキスタイルの90件/91小間を筆頭に、服飾資材、繊維製品、毛皮・皮革、情報・IT・機械など、多くの出展者が最新のトレンドと新商品を提案します。また、隣の西3ホールでは、「Premium Textile Japan 2012Autumn/Winter」が同時開催されます。
 今回の「JFW-JC」のメインテーマは「Truthful Wisdom」。東日本大震災をはじめ、今年は多くの災害に見舞われた日本ですが、原点に立ち返り、本物を知ることがいかに重要かを考えようというものです。
 見所としては、産学連携事業は、高度なテクニックで世界を魅了する日本のウールを取り上げます。「ウールの進化〜ヘアリー&エアリー〜」をテーマに、学生の自由な発想力と尾州産地の技術を結合させ、新たなテキスタイル開発に取り組みました。デニム×デザイナーコラボレーション「JEANISM〜夜の茶会〜」は、JFW参加デザイナーと日本ジーンズ協議会傘下企業がコラボレーション製作したガーメントを披露します。ファッションショーとしては、PIGGY‘S SPECIAL「ピッグスキン・ファッションショー」を行います。また、大型出展ブースでは、ウール取扱企業を集積した「Bishu Style」や韓国パビリオン(18社)も話題です。
 「JFW−JC」がPRを主体にして来場者制限をしていないのに対し、「PTJ」は商談を最優先するため、入場者はバイヤーや招待客に限定しています。今回の「PTJ」は12秋冬向け素材を60件/76小間に集合した企業が出品します。前回に続き、「ビジネスマッチング・プログラム」も行い、大手アパレル4社、JFW参加メゾンが会期中に参加企業と商談します。

会期 : 2011年10月12日(水)〜14日(金)
時間 : 10月12日(水) 13:00〜18:00
10月13日(木) 10:00〜18:00
10月14日(金) 10:00〜17:00
会場 : 東京ビッグサイト 西ホール
主催 : 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構
JFWテキスタイル事業 運営委員会
後援 : 経済産業省
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会
日本繊維輸入組合
日本繊維輸出組合

photo_JFW-JC_logo

JFW JAPAN CREATION 2012
[会場] 東京ビッグサイト 西4ホール
[入場料] 当日入場券2,000円
割引(事前・学生)入場券1,000円

【事前登録受付】
  事前にHPより入場ご登録をしていただくと、入場料2,000円のところが1,000円になります。ぜひご利用下さい。
ご登録ページ
https://www.japancreation.com/2012/entry/

【フォーラム事前申込み受付中】
  毎回好評のフォーラム。第一線で活躍する講師陣が、日本のテキスタイルやマーケット、トレンドの最新情報やテーマに沿った解説、専門知識の向上と旬な話題を提供します。
申込みページ
http://www.japancreation.com/forum/2012/


photo_PTJ_logo
Premium Textile Japan 2012Autumn/Winter
[会場] 東京ビッグサイト 西3ホール
[入場] バイヤー及び招待者に限定 (入場無料)
※人材育成の観点から初日のみ学生に解放

 
 





 
 






photo_JFW JAPAN CREATION 2012

photo_Premium Textile Japan 2012Autumn/Winter




INDEX[2]Exhibitors JFW-JC、PTJの出展企業を紹介します

有限会社小池経編染工所【PTJ:A-27】
  快適な着心地をシルク/綿で表現
 

 昨年はJFW-JCに出展していましたが、今回はPTJに出展する小池経編染工所。「欧州に仕掛けていることに自信がつきました。国内でも同じ素材を提案したい」と、経糸シルク、緯糸コットンの素材を提案します。9月上旬にミラノを訪問し、3日間で15社を訪問。シルクと綿を組み合わせた素材にサンプルがほしいという企業もあったようです。
 綿サイドを80双〜160双にした朱子織りの薄手生地は、肌側にシルクがあたる構造。「シルクの吸湿性は綿以上。肌側に着ることで快適になります。ですから見せるファッションではなく、“自分流法則”を自身の身体で体感できる快適ファッションといえるでしょう」と同社。素材の特性を生かして、より快適な衣料素材を提案します。
 また、コートの中綿素材にシルクわたを使用した提案も。「羽毛は保温機能だけですが、シルクわたを使ったものは保温プラス蓄熱効果も発揮します。会場では中綿にシルクわたを使った製品も展示しますので、ぜひその違いを味わってください」と語っていました。蒸れないコート、夏着られるコートなど、新しい切り口をシルクで表現する企業です。


photo_有限会社小池経編染工所


吉井タオル株式会社【JFW-JC:A-05】
  新しいタオル地の反物を提案
 

 「10年かけて、ドビータオル織機150センチ幅のタオル反物を供給できる体制にしました」とは、今治産地の吉井タオル。2000年にドローイングマシンを設置し、その後も見本整経機導入などで小口対応できるようになりました。それでも1000メートルのロットですが、「わかってくれる人も確実に増えています」と、ファンは増えているようです。
 タオル独特のパイル織りの生地はもちろん、ワッフルやガーゼを組み合わせたタオル織機ならではの生地作りが可能」。夏涼しく、冬暖かいウエア向けの生地開発を進める。タテ畦(あぜ)織りは、両面のパイル糸を間引いて、畝(うね)を作る。メッシュ調の生地も提案します。
 タオル生地のウエアはこれまでマタニティーやベビーでの採用が多かったのですが、最近は「個人のテーラーさんが夏向けのシャツ地に採用」してくれました。スーパー・クール・ビズもあり、綿100%で汗を吸うタオル地シャツとして人気のようです。「綿100%の生地の見直しが必ずきます。アパレルの方が新しい生地探しをするときに、目に触れれば」と、JFW-JCに連続出展しています。




WOOL


 今回のJFW-JCの産学連携事業では、高度なテクニックで世界を魅了する日本のウールを取り上げます。出展者ブースでもウール勢が意欲的です。ニッケとBishu Styleを紹介します。



ニッケ【JFW-JC:E-14】
  世界へ向けて発信する最高級のモノ作り
 

 ニッケ(日本毛織)は昨年、自社展との関係でJFW-JC出展を休みましたが、今年は復活出展となりました。「紡績・加工・企画の総合力と、一貫生産メーカーの強みを活かし、“世界へ向けて発信する最高級のモノ作り”と“人々に感動を与えるモノ創り”の紹介と発信」を行います。
 そのひとつが「ゴールデン・マフ」。ウールの最高品質素材の象徴でもあり、軽さと柔らかさ、深いドレープ性、優れた白度と発色性が特徴で、原料からこだわる同社ならではの最高級素材です。また、19回の出展実績を持つ「プルミエール・ヴィジョン(PV)」出展素材の中から厳選した素材を紹介する「ニッケ プルミエール・ヴィジョン・コレクション」コーナーを今回も設けます。
 さらに「当社の様々な紡績企画糸を見ていただきたい」と、「ニッケ スピニングテクノロジー」では梳毛紡績技術を駆使したモノ創りを提案します。加えて、これまでジャージー素材の紹介が少なかったのですが、メード・イン・ジャパンの尾州品としての「ニッケ ジャージーコレクション」を発表します。これは市場でのジャージーへのニーズが高まっているためで、ウールジャージーの可能性の提案でもあります。今回の会場では「できるだけ製品サンプルを多く展示」する予定です。


photo_ニッケ


Bishu Style【JFW-JC:E-08】
  端境期素材を提案
 

 Bishu Styleの参加企業は、石慶毛織、加藤テキスタイル事務所、カナーレ、五大、ソトー、長大、中隆毛織、中伝毛織、御幸毛織の9社です。
 今回のテーマは、「プラス(+)間〜本物だから技が光るものづくり〜」。ファッション業界では、シーズンレスなコンセプトが定着しつつあります。春から夏、夏から秋へと明確な区切りはナンセンスな時代。そうした季節の境目をつなぐ、今までになかった“間”を各社が個別ブースを設けて、このテーマに沿った開発素材をメインに提案します。また、「Wool Meets Bemberg」コーナーでは、今回も旭化成せんいとのコラボレーションによる「ベンベルグ×ウール」素材を紹介する予定です。
 同事務局によると、「尾州産地がこれまで蓄積してきた技術力と感性を余すところなく発揮し、尾州産地の一番強みである“ウール”に焦点を当て、ウールの良さを再発見してもらう」のが出展目的。また、「産地の糸、テキスタイル、ニット、整理・加工の各業種が横断的に自らの技術を持ち寄り、バイヤーをはじめ繊維・ファッション業界へ国内ウールの最大産地である“尾州”をアピールし、国内需要を回帰させてビジネスにつなげたい」と語っていました。


photo_Bishu Style






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