2011S/S展からは多くの方から寄せられた要望にお応えし、従来のブック型を一新、会場マップの中に企業名が入りサイズも大きくすることで、さらに見やすいものとなっています。
撮影現場で指揮を取る井上トレンド委員長は「特にエコが進化してきている。微妙な部分での変化に強いこだわりが見え、エコでファッショナブルの表現に大きな可能性を感じる」と、今回の素材傾向について述べていました。また「今回特に強く意識したのはカラーバランス。色を感じて欲しいので、ガイドブックだけでなく、会場トレンド・インデックスコーナーにも、色を楽しみながらリラックスできる工夫を施して行く」ということなので、こちらもこれまでとは一味違う雰囲気になりそうです。お楽しみに。
当社は1955年に創業したレザー、それも素材に加工するメーカーで、アパレル用の加工を行うタンナーです。得意とするのはアパレル用にソフトに仕上げたもので、原材料はカーフやキップなどの牛革をはじめ、シープスキン、それとウールシープやヘアシープ、ゴート(山羊)、ホース(馬)など幅広いものを扱っています。 ただ、2次製品ではなく“素材”として提供しているため、国産品に共通するコスト高は避けられません。一方、コストが安い海外品は大量生産をするため、仕上がりの“顔”が似てしまい、オリジナリティーを求めるアパレル企業のニーズに応えられなくなっています。リーズナブルなコストで個性的な加工が求められているわけで、こうしたニーズに対応するため、低コストの海外品を輸入し、ここに独自の加工を施す方法をとりはじめています。染色や洗い、アイロンやオイルなどの後加工によって、アンティークな雰囲気を表現するなど、当社ならではの技術を提案しています。
刺繍企画・加工の会社で、独自に開発したムカラ刺繍(熱接着刺繍)の製造・販売を行っています。このムカラ刺繍は、従来の直打ち刺繍での問題箇所をクリアでき、更に新しい加工が施せます。再現精度が高い。針穴、パッカリングの問題が無い。刺繍の裏が出ない。(新生児、ベビーにも安心)インクジェット加工・起毛加工等、新しい加工もできる。縫製工場での刺繍加工ができる(クイックレスポンス)。カスタマイズドによる販売方法。などの優れた利点が特徴です。
今回JFW-JCへの初出展に際し、ムカラ刺繍ならではの美しさ、安全性、機能性、新しい表現方法を紹介しながら“ムカラ刺繍”を広く認知して頂き、“ブランド化”していきたいと思っています。
“日本にもこんな技術がある”という事をご覧ください。繊細な手仕事を付属として扱えることで、日本のものづくりの可能性、新しいビジネスへ可能性も高まるのではないかと期待しています。
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