JFW JAPAN CREATION [Mail Magazine] 一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構 JFWジャパン・クリエーション http://www.japancreation.com/
 
INDEX[1]JFW in Tokyo News

22日から「JFW in Tokyo」

photo_JFW in Tokyo
 
photo_前回発表された10SS「ミントデザインズ」コレクション
前回発表された10SS「ミントデザインズ

 日本ファッション・ウィーク推進機構は2月16日、第10回「東京発 日本ファッション・ウィーク」(JFW in Tokyo)の概要を発表しました。今回はJFW事業の第2ステージとして、旬のブランドの参加促進、合同展示会の効率的集中開催によるビジネス強化、一般の消費者層を対象にした楽しいファッションイベントなどを計画しています。会期は3月22日〜28日までで、東京ミッドタウンを主会場に開催します。

 東京コレクション・ウィークには44メゾン・ブランドが参加。今回は“東京の今”を体現している旬のブランドをそろえることを重視。これまでJFW期間外でショーを発表していた「ヨシオクボ」(久保嘉男)、「ファクトタム」(有働幸司)ら人気ブランドが参加します。

 また、アッシュ・ぺー・フランスが主催する合同展示会「ルームス」をJFW会期に合わせたイベントとして、「ルームスリンク エキシビション」を六本木アカデミーヒルズ40で初開催。8ブランドが参加するJFW合同展示会も、同会場内で開きます。

 「第2回SHINMAI Creator's Project」には有能な若手デザイナー5名4組が参加。JFW-JC出展の日本素材を使用します。さらに、アジアとのつながりを重視した「2010アジアンデザイナーズコレクション in Tokyo」も開催され、この中で、昨年10月のJFW-JC2010AWでの「Best of TA・KU・MI」で選ばれたテキスタイルが使用されたコレクションも発表されます。

第10回「東京発 日本ファッション・ウィーク」(JFW in Tokyo)
2010年3月22日(月)〜28日(日)
◇東京コレクション・ウィーク
  (44コレクション・インスタレーション/44メゾン・ブランド)
  :’10-‘11Autumn/Winter Collection
◇JFWデザイナー合同展示会
  (8メゾン/8ブランド):’10-‘11Autumn/Winter Collection
◇第2回SHINMAI Creator's Project
  世界11カ国37組の応募から選ばれた有能な若手デザイナー4組のショー&展示会

http://www.jfw.jp/


INDEX[2]産学連携シンポジウム報告

『300人を越える学生が来場』

photo_産学連携シンポジウム
産学連携シンポジウム
photo_産学連携シンポジウム
産学連携シンポジウム
 JFWジャパン・クリエーションの産学連携プログラム“FORM PRESENTAION”の活動が、2月22日に東京・青山の国連大学で開かれた産学連携シンポジウム(主催:中小企業基盤整備機構)で紹介されました。この日、「2009FORM PRESENTAION Part3 産学連携・実学コラボレーション」をテーマにしたシンポジウムで、昨年の産学コラボレーションを発表したのは大阪モード学園、ドレスメーカー学院、文化服装学院、目白ファッション&アートカレッジ、文化ファッション大学院大学の5チーム。それぞれが制作した作品と映像を交えて活動の内容を報告しました。それに引き続き協力産地企業とコーディネーターが加わってのディスカッションが行われ、産学コラボレーションがもたらす効果を語り合いました。

 これとともに開かれた「クリエーションと産学連携の重要性」と題するシンポジウムには、(株)藤巻兄弟社代表取締役の藤巻幸夫氏とテキスタイル・デザイナーの梶原加奈子氏が登壇し、ファッションにとって“素材”の重要性が年を追うごとに増していること、さらにテキスタイルの理解を深めるためには産学連携が不可欠である、ことなどを述べました。

 会場となったウ・タント国際会議場には300人以上が訪れましたが、その大半を占めたのがファッション専門学校や美術大学などの学生。多くがシンポジムに耳を傾けるとともに、会場に展示されたコラボレーションの作品に熱い視線を送っていました。


photo_藤巻氏と梶原氏のシンポジウム
藤巻氏と梶原氏のシンポジウム
photo_コラボレーション作品の展示
コラボレーション作品の展示

INDEX[3]JFW-JC初出展企業紹介(2)

4月21日〜23日に開催するJFW-JC2011SSに、今回初めて出展される企業を連載でご紹介します。

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【株式会社ポリ・テープ・ジャパン】
「世界83カ国以上へラバーシートを供給する大手メーカーがJFW-JCに初登場」

 POLI-TAPE Klebefolien GmbH (ポリ・テープ社)は、ドイツに本社・工場があり、世界83カ国以上に各種ラバーシート、工業用粘着テープなどを供給する大手メーカーです。
 株式会社ポリ・テープ・ジャパンは、ポリ・テープ社の一員として、極東地区で唯一のオフィシャルサプライヤーです。2005年より日本市場向けに、Tシャツプリントのための熱転写ラバーシート、インクジェット用ラバーシート、熱転写植毛フロッキー、その他各種アプリケーションテープを提供しています。

 熱転写ラバーシート:「ポリ・フレックス プレミアム」・「ポリ・フレックスイメージ」・「ポリ・フレックス ファッション」、再昇華防止ラバーシート:「ポリ・フレックス ブロックアウト」、インクジェット熱転写ラバーシート:「ポリ・フレックス プリンタブル」、熱転写植毛フロッキー:「ポリ・フロック」、熱転写剥離フィルム:「ポリ・タック」を主力に、ヨーロッパのプロサッカーチームのユニホームなどのスポーツ業界をはじめ、テキスタル業界、テント業界などに幅広く使用されています。

 設立5年目の昨年までは、オリジナルTシャツショップ、スポーツ業界を中心に紹介してきましたが、JFW-JCではアパレル用に開発した「ポリ・フレックス ファッション」を柱に、本格的にアパレル業界に紹介していきたいと思っています。常時140種をストックする各シートの他、アニマル柄、スパンコール柄、デニム柄なども揃え、加工業者の紹介も行いますので、是非お立ち寄りください。


INDEX[4]イベント情報:「インターストッフアジアエッセンシャル」「こだわり布の7社展」

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Interstoff Asia essential
 2010年3月17日〜19日に香港コンベンション&エキシビションセンターにて「Interstoff Asia Essential-Spring2010」(IAE)が開催されます。IAEには、アジアを中心にヨーロッパ、アメリカ等世界各国から、ファッション繊維からデイリーウエア繊維まで幅広く取りそろえた高品質なテキスタイル、そしてファッショナブルで機能的な素材が集まります。

 JFWジャパン・クリエーションは、今回で3回目の出展となります。毎回好評を博しているJFW-JCトレンドプレヴューですが、今回は「庭園狂想曲」「真夏の夜の夢」「ビート in 食」「メーク up 〜遊」の4つのシーズンテーマとエコ・テキスタイルのテーマで「2011Spring/Summer」素材を、JFW-JC本展より一足早く展示、プロモーションします。

JFW-JCシーズンテーマ
http://www.japancreation.com/2011ss/trend/

また、会期中には「Interstoff Asia essential seminar Spring 2010」の中で、Japan Trendを素材中心に紹介するセミナーを開催します。
◇日時:3月17日(水) 10:00 - 11:00 am
◇場所:会議室N101b
◇トピック:<2011年春夏ファッション・トレンド-色と素材->
  (Fashion Trends - Colours & Fabrics - for spring/summer 2011)
◇スピーカー:渡辺優子 (Yuko Watanabe) (*言語:英語)

http://www.messefrankfurt.com.hk/fair_homepage.aspx?fair_id=1&exhibition_id=1

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photo_こだわりの布7社展
photo_こだわりの布7社展
【こだわりの布7社展】
 メイド イン ジャパンの秀逸のテキスタイルを、テキスタイル製造・加工メーカーが披露します。

【出展企業】
 後藤毛織株式会社
 有限会社久山染工
 株式会社ワン・エニー
 高橋織物株式会社
 カネタ織物株式会社
 山本絹織株式会社
 有限会社三澤機業場
 株式会社三澤テキスタイル

日 程:
2010年3月25日(木) 10:00〜19:00
     3月26日(金) 10:00〜17:00

場 所:
「福井県ビジネス支援センター 南青山291」
ふくいステージ2
  東京都港区南青山5-4-41

お問い合せ:
高橋織物株式会社 担当:高橋志郎
Tel:0740-25-3525 E-mail:shirottx@nifty.com


INDEX[5]グリーン&グリーン

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LOWRUNDER
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インディヴィジュエ
『古着を蘇らせるデザイナーたち』

 今回のメルマガで紹介した「産学シンポジウム」にシンポジストとして参加したテキスタイル・デザイナーの梶原加奈子さんは、自己紹介の中で「リサイクル・テキスタイル」も仕事のひとつになっている、と話されていました。
 「仕事で機屋や加工所などいくと、廃棄されたもののなかに『あれっ』と思うものがあります。たとえば資料にしていた古い布地などが捨てられていたりすると、これを使ってデザインしたくなるのです」
 そう、梶原さんは語っていました。

 これと同じようにアパレルで古着をデザインして、自らのコレクションをつくっているのがLOWRUNDER(ローランダー)というブランドです。櫟(いちい)純也さんと齋藤菜奈さんの2人が08年に立ち上げたブランドで、そのコンセプトはヴィンテージ&リメイク。大量生産のために服の持つ温もりが希薄になりつつある中で、同社はヴィンテージ古着の持つ、それぞれの癖や個性に価値を見出し、解体し、再構築を行うことで、新しいファッションを提案しています。

 もう一人、「自由気ままに自分らしさを表現する服を、クローゼットの中で眠ったままになっている古着から作りませんか…」と提案しているのがインディヴィジュエ・プランニングの前田京子さんです。オーダーメードだけでなく、リフォームやリメイク、デコレーションなど“タンスの肥し”になっている服を、前田さんのデザインによって蘇らせる活動を続けています。

 どちらもデザイナー・ブランドといえるほど、その作品は魅力的なのですが、売り場が不安定で短期催事型になるのが共通の悩みだそうです。「古着」が出発点になると、新品とは同列にならないのでしょうか…。

連絡先
  ローランダー(http://www.lowrunder.com/newpage5deterl.html
  インディヴィジュエ(http://in-di.net/contact/index.html

 


 

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