JFWサステナブル
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アニマルケアー原料

アニマルケアー/動物に配慮した原料・素材とは?

人間は長い間、さまざまな動物の皮革や毛を衣類の素材として使用してきました

毛皮、レザー、ダウン、羊毛と獣毛などを素材とした衣料は、基本的に動物たちの犠牲の上に成り立っています

近年、動物愛護団体がSNSを使い動物たちの惨状を伝え始め、世界中に衝撃を与えました

しかし、最近ではサステナビリティの視点から、より動物と地球に優しいファッションのあり方が模索されています

動物に配慮した素材の生産とは?

配慮された適切な飼育:革や羽毛用のレザーやダウンは、適切な環境での飼育と、食肉産業の副産物であること

動物に配慮した採取方法:生きたまま毛をむしり取る「ライブ・プラッキング」や、生きたまま剥がす手法の禁止と、絶滅危機動物の革や毛皮の使用禁止

トレーサビリティ:動物性素材の原材料、加工、流通、販売までの各工程の履歴を追跡可能な状態にしておくこと

衣料に使われる動物性素材と問題点

毛皮(リアルファー):飼育状況の問題点と、生きたまま剥がす行為

フェザー・ダウン:「ライブ・プラッキング」と柔らかな羽毛のための短サイクル採取

アンゴラ:固定した状態での無理な全身の毛の採取

ウール:羊の臀部や陰部はその形状から虫がわきやすく、死に至ることが多い
それを防止し生産効率を高めるために、臀部などの皮膚と肉を無麻酔で剥がす「ミュールシング」は、羊に大変苦痛を与えるので、この手法を禁止する動きがあります

ヴィーガンファッションへの流れ

ヴィーガンとは、もともと完全菜食主義のことですが、ヴィーガンファッションは食品と同様にファッション・アイテムにおいても動物性商品を一切使用しないことです

動物を虐待搾取することなく作られた、衣料・バック、シューズなどを選ぶことをヴィーガンファッションと言い、近年ジワジワと広がりを見せて注目です