Japan Pavilion


JFW テキスタイル 海外事業とは


世界的に評価の高い「日本製素材」を表現する言葉として“Japan Quality”があるように、欧米はもとよりアジア新興国の著名な海外バイヤーからは「高付加価値」こそが日本製素材の強みであるとの評価を得ている。この「高付加価値」も細分化すると、「匠の技」に象徴される“ローテク素材”と「日本の技術」と称される“ハイテク素材”に大別できる。両極端に位置づけられる高付加価値素材を1つの国でどちらも生産できる国は他に類を見ない。
ただ、日本のテキスタイル産業は国内に世界有数の規模と高感度なマーケットを持つ事から、ひたすら国内市場向けの最適化モデルを追求し、結果、国際化において大きく遅れが生じている。JFWテキスタイル事業では、国内で主催する「JFW JAPAN CREATION(繊維総合見本市)」や「Premium Textile Japan(テキスタイルビジネス商談会)」での開催実績を基に、繊維輸出促進のために共同グループのプラットホーム(パビリオンを主催し、輸出事業促進を求める企業で集合体を組むことで、より高い訴求力が可能となる)を構築し、事業成功のために伴走支援を行なっている。



 

事業名
   (実施年度)

事業概要

 

01

JFW-JC in 香港
   (2008~2010年度)

世界中のバイイング・オフィスが集結する香港で開催される「interstoff ASIA essential」の会場内にて日本のテキスタイルトレンドを広くPRし、需要調査を行なった。

photo_JFW-JC in 香港

02

JFW-JC in 上海 (上海)
   (2009年度)

世界最大の繊維総合見本市「Intertextile上海」の会場内にてJFW-JC出展者8社を組織し出展。ビジネスの場を提供すると共に日本のテキスタイルトレンドを広くPRした。

photo_JFW-JC in 上海 (上海)

03

Intertextile 上海「Japan Pavilion」
   (2010年度~現在)

世界最大の繊維総合見本市「Intertextile上海」の会場内にて日本のテキスタイル関係企業を集結した「ジャパン・パビリオン」を形成し、ビジネスの場を提供すると共に日本のテキスタイルトレンドを広くPRしている。Autumnエディション(10月開催)のみを統括してきたが2015年度よりSpringエディション(3月開催)も統括を行なう。

photo_Intertextile 上海「Japan Pavilion」

04

インド繊維産業高度化推進事業
   (2011~2012年度 )

インド市場のニーズ調査を目的に、インド、グルガオンの繊維見本市「source zone」に出展(2011年度)、ムンバイのホテルのバンケットルームにて商談会「Japan Textile Business Salon」(2012年度)を開催した。日本の素材メーカー述べ12社が参加し、日本製テキスタイルのプロモーションを行った。

photo_インド繊維産業高度化推進事業

05

Preview in Soul PRスタンド
   (2011年度~現在)

2012年9月、JFWと韓国繊維産業連盟(KOFOTI)で事業間連携のMOU締結を行い、年に1度、相互に自国のテキスタイルをPRするために各主催のテキスタイル展示会(JFW-JC/Preview in Soul)へ出展し、両国間の国際交流を行なう。

photo_Preview in Soul PRスタンド

06

The Japan Observatory
at Milano Unica
   (2014年度~現在)

欧州以外の出展社を受け入れて来なかったMilano Unicaへ、6年間に渡る交渉を経て、2014年9月に「The Japan Observatory」の出展を実現させる。欧州外からは初の出展となり、欧州へのビジネスチャンスを渇望する企業を組織し、パビリオン形式にて日本のテキスタイルを広くアピールすると共にビジネスの場を提供している。

photo_The Japan Observatory
at Milano Unica


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