JFWサステナブル
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リサイクル原料

リサイクル「Recycle」とは?

リサイクルとは「作って、使って、集めて、また作る」というサイクルの循環のことです

繊維素材のリサイクルは、現在使用量が多く、マイクロプラスチックと呼ばれる繊維くずが環境問題になっている合成繊維が中心になっています

合繊のリサイクルは大きく以下の3つ

廃棄物に科学的な処理をして、原料に戻した後リサイクルするケミカルリサイクル

マテリアル=物から、マテリアル=物へと、再利用=リサイクルするマテリアルリサイクル
廃棄物を新しい製品の原料として再利用するペットボトルリサイクルが代表

他の可燃ごみと一緒に焼却し発電などに利用するサーマルリサイクル

システムが構築されている、
ペットボトルのリサイクル
(マテリアルリサイクル)

リサイクルすることで一番重要なのは、回収システムの構築です

ペットボトルは、容器包装の回収・資源化が法律で義務付けられてリサイクル技術が確立されています

ペットボトルの原料はポリエステル繊維と同じPET=ポリエチレンテレフタレートです

したがって、回収ペットボトルを再生した原料でポリエステル繊維を作る事が可能です

Recycle PET

天然繊維のリサイクル
リサイクルウール・リサイクルコットン・リサイクルリネン

ウールや綿などの、紡績や製織で発生する落ちわた、端材、又は不要になった製品や縫製工場の裁断くずを回収し解毛機や反毛機にかけ、わた状に戻した繊維・反毛(はんもう)を再利用する

繊維長が短くなるため、ウールでは紡毛糸やフェルト、綿では軍手や中わた等に再利用する場合が多い

最近は不用品を集めるシステムから構築して、リサイクル、リユース、アップサイクルなどの活用方法も多用途になって来ている